2020年11月16日月曜日

株価やリターンを求めるなら高配当じゃなくていいじゃん

ふとなんとなく思ったことですが、
コロナショックで高配当銘柄損切りして
グロース株にスイッチングしていれば爆益でしたねw


利確しないと含み益は幻想派の人は多いのですが、
そもそもいまいち投資家になりきれていませんね。


現金史上派というか、なんというか…。
でもアウトパフォームするためには再投資が必要なので、
どうせ手持ちのキャッシュはないのが矛盾どころね。


というか、高配当銘柄であればあるほど、
含み損になりやすい上に、どんな時も
無理やり配当で利確されてしまうので、
やっぱり資産増加という観点では大体ゴミ。


ところで最近ちらと米国株記事や
一部の高配当投資家曰くに、
グロース銘柄が少しだけ下がり、配当株が大きく騰った
(下がりまくってたのが少し戻した)
ので「配当株の時代が来る」とのこと。


ハイテクセクターからの揺り戻しが来たのでしょう。
やっぱり市場はなるべくして均衡を保とうとするのでしょうか。


いや、しらんけど。
まあ私はどちらにしろ買い増すけど。


どうせまた買い増しする前に、
すぐ騰っちゃうんだろうなあ…憂鬱だ(笑)


しかし短期の上昇や、利率で盛り上がるあたり、
やっぱり高配当投資している人たちも、
なんだかんだリターンやアウトパフォームについて
興味を捨てきれないということでしょうか。


でも、リターンで対抗してしまう立場にたった時点で、
株価が上がる代わりに配当率が下がってしまうわけで、
つまりは高配当投資でもキャピタルを重視しているということ。


すると、わざわざリターンを犠牲にしてまで
インカムゲインを狙っている高配当投資を
やる理由がなくなってしまいます。


がっつりガンプさんの受け売りですが、
VOOやVTI、はたまたVやMAに至るまで、
株価が上昇すれば配当率は下がりますが、
目立たない増配でも配当額自体はかなり上がり、
インカムとキャピタルの両取りができるとか。


>>誰もビザ株で配当生活なんて期待しないだろう。
でも、持ち続ければ、配当生活できるんだよ。AT&T並みにさ。

参照: 配当生活で目指すべき銘柄は高配当のみと視野を狭めていないか?
https://72longterminvest.blogspot.com/2020/02/blog-post_3.html



わざわざ含み損になりやすい高配当銘柄よりも、
ちゃんと成長している低配当銘柄のほうが、
普通に持ってて安心、リターンも安心、
配当額自体も増えて安心…ってことでしょ?


あれ、やっぱり高配当っていうファクターにつられて、
わざわざ配当率が高い銘柄を買い漁るのって、
ぶっちゃけ…微妙じゃね?


キャッシュフローが、業績が安定してるー。
衰退銘柄でも米国企業は減配しないから大丈夫ー。


なんて事言うよりは、配当率より配当額、
インカムよりキャピタル、バイアスより株価、
妄想より現実、実態より実際を見て
「ちゃんとした」銘柄に投資したら良いと思う。


もうそこまで行くと、配当に釣られての
高配当投資ではなくなってしまう。
ただのバリュー投資ではないかと…。


ただのバリュー投資となると、
わざわざ個別株なんてやってんだからそれこそ、
低迷してた時にAppleを買った方が
リスクも低いしリターンが良いわけだし。


高配当の衰退銘柄じゃなくて
中配当のディフェンシブ銘柄で良いわけだし…。


誤解されがちだけど、私は高配当投資っていう
ファクター投資を批判してるだけであって、
バリュー投資として成功できる目処があるなら良いと思う。
(もちろん私はバリューよりグロース派ですが。)


たまにおめぇ高配当投資批判しやがってよお、
PGやVZとかならアウトパフォームしてるけど?
ってドヤるコメントがうちのブログには来たりしますね。


確かにリターンはまあまあ(PGはね)
VTIとはいい勝負。だいたいアウトパフォームしている。
一応超長期でも大きくアウトパフォームしている。
(超長期でガチホできるかはおいておいて)
それなりに優秀でびっくりしました…が。
今は配当率2%
それ、高配当か?
VTIとほとんど同じじゃないかw


まさか、それを高配当目当てで投資する人はいないでしょうw
この銘柄で配当株が強いって言う奴はちょっとおかしい。


これが高配当でいいなら、同じ程度の配当率の、
VTIやVOOで良いじゃないかという話。
特に資産形成期ならボラが荒いVTIとかの方が有利。


配当はおまけで、結局の所、
実際はただのキャピタルゲイン狙い。


高配当投資だとリターンがおおまかにゴミだけど、
かといってリターンに目を向けたら高配当投資ではない。


配当率が下がり株価が騰っていくと、
いわば潮目が変わった、っていうことでしょう。


そうなるとやっぱり買い時なんだと思います。
ただそれってやっぱりバリュー投資かつ
キャピタルゲイン狙いの投資だと思いますけどね。


ていうか騰ってからも持ち続けるとか、
むしろ配当再投資したら、もうそれグロース投資だろ。


Appleに投資するのは怖いけど、PGなら怖くない…。
って妥協するなら、もうQQQでも大して変わらんと思う。
アウトパフォームをねらわないならVTIで良いと思う。


配当課税考慮したら、やっぱりできるだけ
配当率は低いほうが良いよね。


だって結局キャピタルゲイン目当てで投資してるんだから。



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5 件のコメント:

  1. 高配当について定期的に取り上げるのは他のブログかなにかで
    高配当戦略は市場平均を超えれる。みたいな内容があるからでしょうか・・・
    個人的にはその人達とは永遠に分かり合えることはないので
    言語や文化が通じない人達だと思って触れないのが一番だと思います
    ブログのネタになるし見るのが好きなら仕方ありませんが・・・

    返信削除
    返信
    1. わかり合おうとかそんな大それたこと思ってるわけじゃなくて、この爆アドブログは誰にも口出しはせず、そして単に思ったことを書いてるだけです。
      日本の米国株投資家のブログ村でも書籍でも過剰なほど絶賛されていますから、否が応でも目に付きます。
      かといえ、もしかしたらどこかしら優位性があるかもしれませんし、何も全部切り捨てるのはアンフェアでしょう。
      というかあなたの最後の1文で結論出てません?それが投資ブログですよ。

      削除
  2. ここの管理人は高配当に嫉妬してるだけやで

    利確出来ない悶々としたストレスを自動的にノーリスクで利確してくれる高配当に当てつけてるんや
    高配当に恋焦がれ、自身の空虚さに耐えきれずにいる哀れな管理人

    そんなにおすすめの高配当があります

    返信削除
  3. PGは増配率がいいからね。自社株買いもずっとやってるし。
    10年以上持ってれば自分だけの高配当株になるよ。
    なんだかんだでみんなブランド品を買う。
    KOだってPEPだってそう。安心だからね。

    高配当ETFの王様VYMも好調。
    来年はバイデンが大型予算組むから配当株はどんどん上がっていく。
    VYMは100ドル簡単に超えるだろうね。

    別に今からでも将来有望な配当型ETFと配当株に
    切り替えてもいいんじゃない?。配当株なら何があっても利益を上げられる企業ね。
    そしてブランド力もあるPGとかVZとかPEPとか。

    自分の資産なんだから、変にグロースに執着する必要もなし。
    転向したって他人の批判なんかどうでもいいさ。
    誰も損失補填してくれないよ。

    返信削除
    返信
    1. なんや自分だけの高配当株って。
      何かのネタですか?

      でも、やっぱり貴方みたいに無理に配当に執着せず、VYMなどの値上がり益に期待したキャピタルゲイン狙いの投資をするのが普通ですよね。
      ようやくわかってくれましたか。
      やっぱり配当率より株価、リターンが重要ですよね!
      まさに本記事の私の言ったとおりにしていただいているようで良かったです。

      削除

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