2020年8月23日日曜日

今すぐお金が欲しい場合でも、高配当株のキャッシュフロー狙いは微妙

高配当投資を批判する人の中でも、
一応「今資産形成期じゃなく、お金がほしいなら…」
高配当投資には合理的な理由があると
一応納得している人もいるにはいます。


まあ、実際日本高配当銘柄に関しては、
ちゃんと控除すれば株式を売却する場合と異なり
課税が10%以下に収まるらしいし、
課税面では多少有利になることもあるのかも。
(日本株の場合ね)


ただ、そうだとしても、
個人的には、今お金が必要なら、
まずそのお金を投資に回すなよ、
と。


生活基盤が安定していない人だったら、
言うまでもなくまず生活基盤を整えろよ、
と。


投資より生活防衛資金を十分に整えるべきです。
投資は余裕資金で、これは常識も常識です。


私なんかは、実家暮らしで(今のところは)
持病もなくリストラもなさそうだから、
バリッバリに現金比率を少なく、
リスク取ってフルインベストメントしているわけ。


暴落が来ても労働収入でさらに買い増しできるし、
生活がしっかりしているならそれだけ
お金に余裕があるわけですし、投資ができます。


それができないような人、突発的、偶発的、
常日頃生活で出費が多い人は、現金比率を高めておけば、
結果的にいちいち株を売る必要もないので、
手数料的にも、課税的にも、投資額を増やさないことに
合理的な意味合いがあるわけです。


だから、まずそもそも今お金が必要なら、
投資をしないで働くべき。


労働収入こそが短期的に確実に稼ぐ方法なんですから。


話を戻すと、それでも「労働収入だけじゃなく儲けたい」
「今お金が必要だけど、もっと欲しい」
なんてハングリー精神に溢れた人がいたとして、
だったらそれはそれでその場合でも、
やはり高配当銘柄へ投資なんて愚か以外に表現しようがない。


投資した瞬間に含み損になるような
可能性がある銘柄に投資とか、単純に意味がわからん。


あれってそれこそ超長期で持つべき銘柄なんでしょ、
株価が振るわないから高配当なのに、
最悪利益が出るまで待つとなると4Qを待たなくちゃならない。


投資してすぐ含み損になったら、
なおさらすぐ売れなくなっちゃうじゃないか。


結果的に、「高配当で損出し!」とかなんとか言って、
配当をずっと再投資し続けて、
そして無限ナンピンしていくハメに…どっかで聞いた話だな?


普通に考えたら、今お金が欲しく、
そして少しでも儲けたいなら、安定して直近で上昇している、
大型グロース銘柄への順張り投資になるでしょう。


普段ハイテクは暴落しますしますって言っている人らも、
一切その時期を正確には言い当てられていないように、
直近で騰っている株はその後も上がりやすく、
直近で下がっている株はその後も下がりやすい。


だって、それぞれ騰ったり下がったりする材料が、
明確にあるわけですから、連続増配だとか、
内在的価値だとか、PERだとかEPSだとか、
オカルトだか感覚だか歴史だかに頼るよりか、
よっぽど単純な確率的な話ですよ。


大型、グロース、純資産が多い企業なら、
それこそ単純に低利益だろうと騰がる確率高いんだからね。
これはまあ大体の人がそれほど否定しないでしょう。


それにわざわざ配当時期なんて待つ意味もない。
キャピタルゲインが主体なんだから、
さっさと必要になったら売ればいいだけ。
含み益がある期間も長そうだしね、直近なら。


まあ、私に言わせてもらえば、
せめてインデックス投資にしておけば、
ほぼほぼ間違いなく騰がるんだから、
何より安心な投資先なので、そっちのほうが安定だけど。


投資すれば、儲かる表と損する裏、
そのうち表が出やすいコインに賭けるのは当然の話。
インデックス投資ならほぼ表、これが確実だし。


…つーか、どちらにしろ、
やっぱり損する確率もあり、
加えてボラティリティの高い株式に投資するもんじゃねーよ。
今お金が必要だとか、生活が安定していない人が。


前から言っている通り、
短期で大きく利益を上げたいなら大型グロース。
中長期で確実に利益を上げたいならインデックス投資。
結局この二択しかないわけ。


その中間を狙ってグロースETFやQQQだとか、
VTではなくVOOだとか、そういうのならまだしも、
高配当投資はやはり選択肢には上がらない。


つーか、デイトレかスイングトレード並の
超短期で儲けるなら、それこそレバレッジETFか
小型爆益株とかに投資するよね、普通…。


そもそも私、キャッシュフロー、
ってのもよくわかんないんですよね。


高配当銘柄の配当、キャッシュフローではあるけど、
別にそれ自体が儲けを出してるわけじゃないし。



あれって会社の金から出てるわけで、
結局売るのとさして変わらんし。


キャッシュフローって、卵を産む鶏みたいなイメージだけど、
その鶏のエサ代が卵より高いとか、
卵を産むたびに鶏が痩せていくとか、
収支がマイナスなものに対して使うべき言葉なのか?



いまだにほとほと疑問なんですけどね、私。


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4 件のコメント:

  1. 含み損で売るにも売れず支離滅裂な発言を繰り返し自分を正当化しようとする
    高配当投資家ちゃんの悪口はそこまでだ!!!!

    返信削除
    返信
    1. 「長期で見れば」はなんだかんだ言ってて不利なんですよね。
      短中期では儲からず、長期では早期に効率良く儲けるために投資したのにって矛盾するし、不確定要素も多く、そもそもインデックス投資でいいじゃん、ってな。
      長期投資前提の高配当投資、だいたいの人に向かない。

      削除
  2. この前ツイッターでされていたやり取りですね。
    安定していない収入をフォローするために高配当株を買うのならそのお金をそのまま使った方が良いのでは?と思って見ていました。

    また元本が磨り減る可能性の否めない高配当投資をすると精神的にもさらに不安定になるのでは…?
    ここまで書いてて気づいたのですが株価が右肩下がりの株ってどんどん配当再投資しやすくなるんですね。保有株数は増えていくから何だか嬉しい気持ちになるのかもしれません。
    以前コメントにインデックスの口数を気にしてた方がいたのもこの辺が原因なのかも?

    まあ私は危ない橋はあまり渡りたくないのでETFメインで良いかな。

    返信削除
    返信
    1. もしかしたら高配当投資家の人は配当の喜び以外にも、株を買って口数を増やすこと自体にも快感を得ているのかもしれませんね。
      投資信託生まれの私は、評価額ならまだしも、口数を気にするのはやっぱり私には意味がわかりませんが…(下がり続ける株の取得単価を下げたがるのも意味不明)

      削除

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