配当銘柄を持つことで毎期配当をもらえるようになり、
それを投資のモチベーションに変えている投資家も
多くいらっしゃるようです。
ところで、私は真逆でして、
無配ファンドを長期にわたって持ち続けることで、
かえって大きくモチベーションをアゲています。
ドラゴンボールを見ていた方ならわかるでしょうが、
ベジータが「だだだだだだだだ!!!」とエネルギー弾を連発するより、
野沢雅子が「かぁーーめぁーはぁーめぁーー!!!」とかめはめ波をめっちゃくっちゃに溜めているのと、
どちらがよりその人にとって興奮するか、の違いだと言えるでしょう。
私は後者です。
ドラゴンボールでのエネルギー弾の連発、いわば「グミ撃ち」ですが、
あれで敵を倒しているシーンなどほぼなく、どれもかませにしか過ぎず、
せいぜいできてもセルの気を引くくらいで、
結局セルを倒したのは悟飯と悟空の巨大な親子かめはめ波でしたからね。
セミリタイアという強大な敵と戦うために、
凄まじいパワーを溜め続けているのが、
無配銘柄への投資と言えます。
その前に無駄にエネルギー弾を連発してしまっては、
ダメージ効率も悪くなるし(配当による課税)
いざというときに力を発揮できないため(セミリタイア)
やはりエネルギーをいっぺんに溜めてかめはめ波を撃つ方が得だと言えます。
(無配銘柄へ投資し、必要な時にドッカン!と撃つ)
特に、その中でも、
無配インデックスファンドがミソでして、
配当銘柄投資家の方々が言うように、
「無配銘柄は長期で持ち続けても、最終的にマイナスになったら何も残らない」
というようなことをおっしゃる人もいるのですが、
こと先進国・全世界インデックスファンドに限っては、
無配だろうがなんだろうが長期で持っていればほぼ確実にプラスになります。
(…のはずです。絶対とは言えないけど)
すると配当金なんてものは不要!
今現在ただただ無配当で持ち続けているだけでも、
じわじわと資産は溜まっていっています。
むしろ我慢できずに目先の配当に釣られてしまうことこそが、
私にとっては不完全燃焼なうえ課税もされてしまう以上、
逆にフラストレーションが溜まってしまいますね。
全然気持ちよくない!!!
むろんすでに敵と戦っている人ら
(目標資産額をクリアして、配当金生活をしたい人)
にとっては、戦闘力は十分でしょうからグミ撃ちでも十分ですが、
目標がある人は寄り道なんてしている余裕はないのですから、
無配ファンドに投資してエネルギーをひたすら溜め続けるべきです。
口座から口座にちみちみお金が動く(しかも課税される)のを見るより、
無課税で勝手に膨れ上がっていく口座のお金を見るほうが楽しくありませんか?
なお私はドラゴンボールは原作と超の漫画版は何度も履修済みですが、
アニメと超アニメと劇場版アニメはほぼ見ていません。
そのためターレスやスラッグ、ベビーやボージャックは名前しか知りません。
そもそもGT放送時はまだ物心つく前でしたし…。
あと私はベジットが大好きだったんですが、
ドラゴンボール超の劇場版ブロリーのゴジータブルーも同じくらい好きになってしまいました。
ビジュアルはゴクウブラックもスキなんですが、中身がキモいから嫌です。
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長期で持つなら無配ファンド、というのは理論的に正しいです。
返信削除2009年以降、つまりリーマンショック暴落からの大復活相場においては基本右肩上がりの相場なので、この10年は特に理論通りになりました。
ブロガー界隈で高配当株好きやシーゲル好きな人達に多いのは、この10年に初めて投資を始めた人ではなく、その前、90年代のバブル崩壊以降の日本株ダメ相場や2000年ITバブル崩壊以降のウダウダ相場の中で日本個別株の短中期トレーディングで疲弊していた人達だと思われます。
日本株短中期投資から足を洗い、米国株長期投資へ転換し、かつ、ウダウダのレンジ相場でも高配当ならば心安らかに相場に居続けられ、ドルコスト法での投資元本積み増し+配当再投資が有利に作用すると考えたのでしょう。
ところが、2009年以降の相場は右肩上がりとなってしまい、結果的には無配グロース株持ちっぱのほうが有利となってしまいました。
これからの10年はどうなるかわかりません。
バリュー・グロース、高配当・無配、どちらが有利になるか。
わからないなら下手に予想せず、市場平均の無配インデックス長期保有が王道であるという鉄則は生き続けます。
ですね!
削除配当銘柄と無配銘柄そのものの良し悪しより、
その銘柄そのものの実力のほうが大事ですが、
少なくとも配当による課税は長期であればあるほど
馬鹿にならなくなるため不利ですから、
理論的にはやはり無配銘柄が良いと私は思っています。
それが無理ならインデックス、これが最善の選択肢でしょう。