2019年11月23日土曜日

リスクはいくらでも作れます。大事なのはそのリスクを耐え株価回復を待てるかどうか。

同じ米国株村の全力米国株氏が面白そうなことやっていたので紹介。


(※参照:)
米国株リスクを20個挙げる
https://zenryoku-beikoku-kabu.com/2019/11/12/3699/


1.富の不平等、所得の不平等、医療の不平等が今後も継続的に拡大
2.米中易協議は第一段階が未合意のままで、仮に第1段階合意後も何が起こるのか不明
3. 米中貿易先行き不透明感から、企業が設備投資を抑制
4. 中国、ヨーロッパ、日本での継続的な低成長が引き起こす大幅な米ドル高
5. トランプ弾劾裁判による政府機能閉鎖の可能性
6. 米大統領選の不確実性が引き起こす税金・規制・設備投資支出への影響
7. ハイテク企業への独占禁止法、プライバシー規制および技術規制の適用
8. 大統領選挙後、世界中の投資家が米国債へ投資する魅力が低下
9. 現代貨幣理論(MMT)による財政拡大が米国またはヨーロッパの成長を加速
10. 米国政府の債務水準が長期金利に与える影響
11. 米3ヶ月債の需要と供給の不一致、債権オペ金利の急上昇
12. FRBが大統領選の年である2020年の利下げに消極的
13. 企業の信用格付CCCとBBBを更に差別化することで、信用状態は厳格化
14. 消費者の信用格付CCCとBBBを更に差別化することで、信用状態は厳格化
15. 格付BBBに陥る企業の増加。そしてBBBからBB以下へ(ジャンク化)。
16. 世界中でマイナス金利の増加
17. 企業利益の減少による自社株買いの減少
18. 世界の自動車産業の衰退
19. オーストラリア、カナダ、スウェーデンの住宅価格の暴落
20.ブレグジットの不確実性は持続
+21 リスクを過度に恐れ、取るリスクが小さ過ぎる


まあ米国株のリスクをざらっと上げさらってみたのでしょう。
(全力株氏が、ではなく元ネタのサイトがね)


多いなあ~、と思いつつも、
別にこれは米国株だけにこんなリスクがあるわけでもなく、
また米国株以外が孕む資本主義そのもののリスクや、
顕在化していない懸念リスクだけのものまで様々に含んでいるので、
米国株だけが高リスクであるなんてわけではないので誤解しないように。
(というか2020年にかけて20個無理にひり出したのもありそう)


実は株式に限らず物事にこうしたケチを付けるのって非常にかんたんで、
やろうと思えばいくらでも付けられるわけなんですよ。


逆にプラス面を上げるのはなかなか難しい。
だってそのプラス面自体にもケチつけられるわけですからね。
というか人間はそういうマイナス面に話を盛るほうが得意だし…。


こうしたリスク面を過剰に捉えてしまう人は、
暴落を待ち続け待ちぼうけ、投資チャンスを逃したり、
リターンを上げたくて投資したはずなのに、
何故かディフェンシブに一辺倒に傾倒してしまうのでしょう。


またやはりどれも2020年のリスクというだけあって、
あくまで短期的なリスクにほぼ絞ってありますね。


長期的に見える自動車や住宅産業の衰退リスクだって、
地域によってはもちろんそれでも上昇しているところもあるだろうし、
長期的であればあるならそれこそいつでも銘柄を損切りやスイッチングしたりなど、
私達はいくらでもその対策手段を使えるわけですから。


長期的に下落し続けているような明らかなクソ銘柄を
ずうっと無限ナンピンし続けるなんて、
よほど奇特な方でないとしないでしょうからね。


普通にはクソ株化したら配当金がシーゲルがなんて言わず、
さっさとその銘柄と自分のプライドに見切りをつけ損切するはずですから。
一番怖いのはやはり急激な暴落で首が一気に締まることだけです。


するとそれこそグロース銘柄などが危うく見えたりしますが、
それはエヌビディアのように仮想通貨などで一気に暴騰した
バブルのような銘柄に限った話であって、
ちゃんとした事業成長が見込めるならグロース銘柄といえど
リスクもリターンもまっとうなものになるのは間違いありません。


特にグロース銘柄の中でも、ある程度長期的かつ右肩上がりのパフォーマンスを持ち、
例えばAppleやアマゾンやVISAやMAやマイクロソフトなど、
すでにインフラに結びついているような銘柄はかえって安定しているといえます。


そういった銘柄ならグロース銘柄であっても
短期的な暴落でクソ株化するリスクは減るでしょう。


だって不景気でもiPhoneは使うし、サーフェスは使うし、
アマゾンで通販はするしクレカだって使いますもの。
私人のみならず企業はもちろん。
むしろタバコとかの方が買わなくなるんじゃないでしょうか?


というわけで、リスクはいくらでも目に付きますが、
それ以上にそのリスクを乗り越えて回復しさらに成長する企業を見極めることこそが、
個別株投資において重要なのだと私は考えます。


そのリスクを恐れてディフェンシブな運用をするのももちろんひとつの方法ではありますが、
じゃあリスクを乗り越えたあとはちゃんと利益がでるの?
その後のことまでちゃんと考えているの?と言われたとき、
ただただ守っているだけでは大したリターンにはなりえませんから、
リスクが見えているときこそどう攻めていくべきかを考えるべきでしょう。


リスクを想定できない方や、またそのリスクを乗り越える銘柄を知らない方、
またそもそもそんなんわかりっこないんだから最初から諦めている方や、
リスクは許容できないがリターンだけは欲しいワガママさんは、
それこそ私のようにインデックス投資をするべきだと思います。


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