TECL等レバレッジETFに全力投資は逆に非効率！暴落おじさんに騙されるな！！

「レバレッジETFが右肩上がりだと思っているなら
借金してでもフルインベストメントするはずだよね？
しないってことは自分も信じてないんじゃない？」


などとおっしゃっている逆張り暴落おじさんを
また見かけてしまいました…。


まあ、実際に1銘柄に集中投資している人が、
分散投資している人に対して言うならわかるんですが…。


実際それ言っている人自身は
分散投資しているみたいでした。


いやお前もやってんじゃん！！


じゃあ、なんでその人は分散投資しているのか？


というと、選んだ銘柄が必ず勝てる保証がない。
つまり、物事には絶対というのはないと、
その人は無意識下でもわかっていらっしゃるわけですよ。


自分の選択が間違っていた時に備えて
リスクヘッジをかける必要性は
その方もわかっているはずです。


それなのに、自分はそうやっているのに、
他人にはそんなこと言っちゃう、ていうのは、
まあ自分がなにやっているかもわからん
よっぽどのお馬鹿投資家なんでしょう。


自覚があるなら性格がヤバいし、
自覚がないなら人格がヤバいですね。
（しかも誰とは言わんがその人米国株ブロガーという…。）


そもそもレバレッジETFというのは、
少ない元手で大きな利益を得るために使うのであり、
全力でフルインベストメントするのは、
ぶっちゃけリスクのわりにリターンがあわないんですよね。


そりゃあTECLに1000万円も投資すれば、
（暴落前の）5年期待リターンなら
たった6年複利と増価で億超えしますが、
500万でも7年で十分到達しますし、
もっと言えば億までいらない人は
そんなに投資金額増やしてリスク取る必要もありません。


なんで、さすがにレバレッジETFに全力投資するのは、
よっぽどすぐにお金が欲しいか、
あるいはただの馬鹿です。


まあ、私はセミリタイアのために
超速でお金が欲しいクソバカなんで、
最初に500万ぶっこむ選択肢も少し考えたこともありますがｗ


（※）
TECLに全財産ぶちこんででポートフォリオリスクを取るか、長期保有リスクを取るか
https://mailbox009.blogspot.com/2020/02/tecl.html


ただ、やっぱり500万全額失うリスクとか、
戻すまで時間がかる減価リスクなどを考えたら、
やっぱりレバレッジETFは少額＆長期で
運用するほうが一番「わりが良い」と感じたので、
結局しませんでしたけどね。


しなくてよかったね！
してたら今死んでるよ！！！！


それに、億あってもしょうがないし。
目標はセミリタイアですから。


レバレッジETF、というかTECLは、
中期的には騰がる確率は高いと思っていますが、
それでも万が一というのもありますし、
急落や減価も考えると復活するのに長期的に
時間がかかる可能性があるため、
いくらセミリタイアを加速するとはいえ、
「セミリタイアしたいと思った時にできない」
という可能性も十分ありえます。


それに、結局リタイア後は
Slim先進国にスイッチングする必要があるため、
やはり騰がりすぎても税金で取られる額が多くてリスクに見合いません。
（リタイア後にレバレッジETFのみ？いやそんなんやったら頭おかしくなりますからしませんよ！！）


大体どんな目的があろうとも、レバレッジETFの運用は、
やはり大概は少額で運用した方が良いですね。


継続的に投資先に入金できるならその積立金額だけでも結構な金額になりますから、
そうするとメインはやっぱりインデックス投資の方が良いです。


入金力が最初の数万～十万円以外出せない、
みたいな人だったら積立てする元本が増えないので、
レバレッジETFだけで運用した方が割がよいですが、
その場合でもある程度溜まったら一括あるいは一部売却して
現物のインデックス投資にスイッチングした方が
やっぱりリスク的に効率が良いです。


ところで、どの投資家も過去の株価を見て、
おおまかに未来の株価を予想して、
その銘柄に投資します。


そういった点で言えば、
TECLなどのレバレッジETFは、
設定後に償還されたこともなければ、
急落しても回復しなかったことはありません。


屁理屈みたいですか？
設定前のITバブルとかは考慮してないって？


でも、今クソゴミ呼ばわりされている
タバコ株にいまだにしがみつく投資家がいるのだって、
かつて一世を風靡したからこそです。


今の株価や業績なんて見ずに、
過去の一部の期間を盲信して投資する人も居ますから、
結局どの期間を抜き出すかで、
こんなこといくらでも自分の有利なように話が盛れます。


そういった点で考えたら、レバレッジETFも
決してわるくない選択肢として見ることもできます。


そのうえで、全額失っても問題のない程度の金額で、
もし当たりさえすれば一攫千金ともなれば、
十分リスク取るだけの価値はあると思うんですよね。


いくら私達が爆発的アドバンテージを得ているのが
羨ましいからと嫉妬して、大げさに煽り立てるような
暴落おじさんなんて気にしてはいけません。


レバレッジETFはやはり少額で、
メインはインデックス投資で運用することこそが、
一番効率的なレバレッジETFの使い方と言えるでしょう。


ルールを守って正しくデュエル！！
ファラオとの約束だぜ！！