2020年4月11日土曜日

投資方針をコロコロ買えるのは本当に悪いことなのか?

今回の暴落によって、今まで言っていたことを
コロコロと変えてしまう投資家も多いですね。
まあいざ実際暴落に直面するとそうも言っていられなくなったのでしょう。


過去の相場から言えば暴落時こそ買い増しどきと言えるのですが、
やっぱり身を切って大切なお金で投資している以上、
ついディフェンシブな投資に切り替えてしまうのも人情として仕方のない部分もあると思います。


ぽすとも暴落時になって急に投資手法を変えたわけではありませんが、
2019年の好景気の際には、今までインデックス投資一本だったはずが、
とにかくリスクとってでももっとリターンが欲しいあまりにレバレッジETFに手を出し、
買付の際余ったドルをそのまま持つのは機会損失になると考えてベンチャー個別株にも手を出し、
インデックス投資至上主義は一貫しつつも投資手法自体は割と柔軟に変えているわけです。


まあこれでは他人の投資手法どうこう言えませんな。
一応暴落前後では今の所一貫していますので、
狼狽して変えたみたいな感じとは違いますが。


つーか、私の場合や日和るどころかむしろ
もとの投資手法よりもどんどん過激に
なっていってるのでとてもビビリとは言えませんしw


まあこれは、いわば合理的に考えた結果なわけですね。


少額で投資しているレバレッジETFやベンチャー個別株が当たったら
ただインデックス投資していただけの場合と違いセミリタイアが数年縮まり、
外れてもセミリタイアが1年延びるだけですから、
リスクとリターンで比べたらだいぶ良い取り引きだと言えます。
(100万円近くの損失が起きたらでかいっちゃでかいんだが)


一つのやり方にこだわりすぎていてもしょうがないし、
なにより私のとって投資というのは目的じゃなくてただの手段。


最終目標は、ただ「インデックス投資を続けること」そのものよりも、
「セミリタイアのためのお金を稼ぐため」に投資しているのですからね。


それにまあ、相場も生き物ですから、
ただずっと同じやり方にこだわり続けて
リターンを毀損するのもどうなの?という話です。


一つのやり方にこだわり続けて延々とアンダーパフォームし続ける10種のポートフォリオを持ち続け、しかもそれをブログやメディアや本で宣伝し続けるバフェット太郎さんなども見てしまうと、あれはあれでどうなんだという話です。
はたしてアレが誠実と言えるのか?


しかしまあ、こうして考えるとぽすとも
だいぶアクティブ投資家よりになってしまいました。


もともとインデックス投資を「手段」としか考えておらず、
「私は無能で個別株投資なんてできない…」
「絶対勝てるインデックス投資やるしかねえなあ」
という若干消去法的な思考で2018年からはじめましたからね。
有能な人は個別集中株やれとも。


今でもその考え方は変わっていませんし、
同じくインデックス投資のように時価総額で買える米国ETFにレバレッジをかけてある程度放置するというのも、いわばインデックス投資至上主義を拡大解釈したようなものです。


VOOが右肩上がりと信じるならSPXLを買おうよ、と以前からよく揶揄される言葉もあるくらいですからね。
なんでもとのインデックス投資と個人的にはあまり変わった気がしませんが、これも詭弁でしょうか。


個人的には、「投資は自己責任」って言葉も嫌いでして、
投資家だけならまだしも、ブログで散々その投資をオススメしていた投資ブロガーが、
いざ自分は急にディフェンシブ投資に切り替えて、
後ろ足で砂をかけるように保身に入るのも
裏切られたみたいでなんか釈然としませんよね。


と、いうわけで、このぽすと。
読者の皆さんにはかなり安全性の高く勝ち確なインデックス投資を常々オススメしておきながら、
自分はレバレッジETFという勧められもしないとんでもリスク高いやつになりふり構わずに
一人だけぶち込んでいる投資ブロガーと化してしまったのは本当に申し訳ありません。


とはいえ資産公開しているので、嘘はつけないし、
皆さんも真似しようと思えばぽすとの真似は
いくらでもできるわけ。


騙す意図もなければ、つか騙しようがない。
これほど誠実な投資ブロガーもいないでしょう。


資産公開してるとこういう時に潔白を証明できていいですね~。
あ、売るときはもちろん事前にお伝えしますよ。


毎回言っておきますが、レバレッジETFはどうしても大儲けしたいという欲を出した投機そのものであり、
私はあくまで米国市場以上にインデックス投資こそが最高の投資だと思っておすすめします。


そもそも私のメイン投資はSlim先進国のままですし。
レバレッジETFはあくまでギャンブル的な勝ちを狙った投機ですから。


ま。すべては結果。投資は結果で語るべきです。
十数年後を楽しみにしておきましょう。


これで大幅なアウトパフォームをしたのなら、
その選択は成功だったと言えるはずです。
見とけよ見とけよ~。


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6 件のコメント:

  1. インデックスを基礎におき、レバレッジで更なるリターンを狙う。どのような比率で組み合わせるかは個人の裁量になりますが、最強の組み合わせだと思います。

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    1. 理屈上はうまくいくはずなんですよ、理屈上は。
      ただインデックス投資するだけでももちろん最適解なんですが、急ぎ資産形成をしたい場合は選択したりうると私は考えています。

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  2. バフェット太郎はSPYにはアンダーですが、ぽすとさんのMSCIコクサイにはアウトパフォームしてるので大抵の投資家には勝ってるんじゃないですかね

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    1. いやSPYにアンダーじゃだめでしょ。
      比較対象はふつう市場平均指数では…?

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  3. どの市場平均と比較しても構わないのですが、自分が投資している市場よりパフォーマンスが上の人を別の市場のアンダー理由で批判するのはおかしいのでは

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    1. 何言ってるんですか
      個別株を分析して配当再投資まで手をかけて、それをさんざメディアで推してるのにインデックス投資よりアンダーパフォームしてたら批判すべきでしょう
      そもそもよほど穿った人でもないのなら米国株に投資している人とTOPIXを比べる人もいません。
      とにかくお前は批判するな!と言うのはどうなんですかね?

      削除

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