こんばんバニバニ~。
∩ ∩
(・x・)∩
ぽすとです。
「長期投資で配当銘柄が課税面で不利なのはわかってる」
「でも、投資した結果がカタチにならないと不安だ」
「配当金が振り込まれるたびに快楽物質が出る!」
配当銘柄の中でも優良銘柄は(きっと)あるはずなので、
あんまり某バフェットもどきのように無条件でディスりたくは無いんですが、
上記のような意見を見てしまうとやっぱりディスりたくもなりますね。
まず何よりも、事実として理論上だけで言えば
配当銘柄は無配銘柄よりも絶対的に不利です。
配当は企業が成長に回すべきお金を株主に配ってしまうということ、
配当をもらうタイミングは株主が自由に選べないという部分は実質デメリットなこと、
資産切り崩し期ならともかく資産形成期に配当再投資するのは課税面で不利ということ、
増配ストップや無配銘柄化の際に投げ売られるリスクがあるということなどなど。
(実質的に経営が苦しくてもほぼ絶対配当しなくてはならない)
もちろん配当銘柄というだけで人気を獲得できるという部分もありますが、
高配当という言葉にだけ惹かれて買ってくるような人たちが多いということは、
それだけイナゴ投資家が多く、下落時には狼狽売りが重なる可能性も高いとも言えます。
それら非効率的な面を踏まえた上で、個々人が株式投資において
自らのモチベーションアップのためだけに
その企業に投資すること自体もまた一つの投資手法と言えるわけですが…。
さて、これは私の主観的な意見なのですが、
そもそも配当金って振り込まれて嬉しいものなんでしょうか?
言ってしまえば配当金とは、
企業の口座から自分の口座にお金を移しただけ。
そして課税と言う名のバカ高い手数料も取られる。
そんな、ただ現金化されるだけで思いきし課税されるし、
私みたいな長期投資家にとっては、
「なんか企業側が勝手にお国に対して
私の株式資産のいくらかを勝手に収めやがって」みたいなもんです。
正直その流れを自分で操作できないのがイヤで仕方ありません。
これが頭でわかってないとまるで
手元に急にお金が湧いて出てきたみたいな感覚になるのでしょうが、
近頃はこれが分かっていても「投資した結果を肌で感じたい」と、
無理やり自分に言い聞かせてわざわざ錯覚したがる投資家までいます。
いや、そもそも現金化するなら自分で株式売却したらええやん。
実感したいのなら自分で株式売却したらええやん。
リスクヘッジしたいなら自分で株式売却したらええやん。
気づいたら勝手に振り込まれてるというより、
自分で振り込んだほうがもっと楽しい気がするんですけど。
そういうの、自分でやるのが怖いんですかね?
わざわざ他人に勝手に現金化してもらわないと嬉しくないとか、
なんか「多少高くても営業が毎月来てくれるほうの保険商品を買う高齢者」みたい。
他人が介入しないとだめなんでしょうか。
そもそも長期投資をしたがる人って、
資産切り崩し期はもっとずっと後ですよね?
今そんなに現金化してもらっても普通に邪魔じゃ無いですかね?
(というか短期投資でも増配とかされたら計算が狂いそうなんですけど)
私みたいにセミリタイアのために投資している人間からしたら
ほんとにただの無駄極まりない手間です。
せめて選択性になりませんかね。
というかそもそも、それでも必要になったのなら現金化するし…。
あるいは現金化しなくてもいいぐらいのリスクヘッジとして、
生活防衛資金もいくらか貯めておくのが普通じゃないですかね…。
いやほんと、配当金が気持ちいいと感じるのなら、
その手前の証券口座の含み益を見てニヤニヤするぐらいで満足しません?
普通そのあたりで満足しない?
銀行口座じゃないとだめ?
え、まさか実際に札にして下ろさないと満足しない?
そしたらATM代もさらに無駄ですね…。
こうして私が必死に配当銘柄の良さを考察している傍ら、
一部の投資ブロガーは
「ン゙ン゙ン゙ン゙ン゙!!だっでぎもぢい゙い゙ん゙だも゙ん゙!!!」
とか気持ち悪いこと言ってました。
(※つみたてうさぎの棲家。閲覧注意)
配当というものはですね…
https://d-guidepost.com/2019/07/08/配当というものはですね/
なるほど…。
というわけで効率面でも感情面でも、
あと生理的にも私には理解できないみたいです。
まあ何かそうでない人を惹きつける不思議な魅力があるのでしょう。
否定はしませんよ否定は。
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配当金は成長を諦めた企業。私にお金があっても仕方ないしお金配らないと会社に自信ないんだもん、という企業。とTwitterでいったらまじで叩かれそう。ということでツイートしてみてね>ω・
返信削除言われてみれば、成熟企業というよりは、
削除成長を諦めた企業といったほうがしっくりきますね。
実際タバコ銘柄とか成長させようがないですし…