投資の神様であるバフェットは
自分のことを不可知論者だとかなんとか言ってました。
不可知論は、ようは「わからないことについて考えない」とかいうやつです。
神様がいるかいないか断定することはは有神論と無神論になりますが、
神様がいるかいないかわからんし確かめようもないので、
どちらの立場にもならないしどちらの意見も指示しないという立場です。
まあその不可知の度合いを決めるのも結局は主観的なので微妙なところですが
(不可知でないとするのは神に触れたらなのか?話せたらなのか?)
「複雑でわからない事業には投資しない」という彼の投資論は、
こういった不可知論に基づいて行われているのでしょう。
さて、もうぽすとちゃんが保持してから
もはや一年半近く経っているひふみプラス(あとSBIジェイリバイブ)ですが、
未だにずっと含み損です。
なにやら買ってから含み益だったときは数えるくらいしかありません。
長期投資前提といえど、流石に許容し辛いレベルで含み損が長いです。
ただし、こちらを含み損で終える気はありません。
含み益になるまでずっとガチホしてやろうという意思があります。
損切りというのは損を確定する都合上、
もう一生その損は取り返せるわけでもなく、
また更に心に深い傷を残すことはそのへんのNVIDIA投資家でも知っています。
さっさと損切りして他の商品に鞍替えしたほうが、
機会損失になりえないという意見もありますが、
それは鞍替え先の投資商品が間違いなく利益を上げるという保障がない以上、
あくまで希望的観測に基づいたものに過ぎません。
投資において不確定なリターンを期待することは当然ですが、
かけた損を帳消しにできる確実な論拠があるわけではありません。
不確実性にかけるには損切りの分は悪すぎます。
損は確実に確定しますがリターンは不確定ですからね。
これこそ不可知なものに賭けすぎて、
目前の損を取るなんていう愚かな行為です。
なに、生活防衛資金の一部として考えておいて、
はなから投資していなかったものと捉えれば問題ありませんとも。
そして、あと、私は未だにひふみプラスが
いつかプラスに転じると信じています。
もちろんSBIジェイリバイブも。
たかだか残りは一万円程度の含み損ですからね。
流石にもうそろそろ日経平均ももう少し上がってくれるでしょう。
というかその程度上がらないと日本経済もしぬ。
インフレを止めたら資本経済も崩壊するのは自明の理ですからね。
それはそれとして、SBIジェイリバイブはともかく、
守りながら増やすとか言いながらずっとマイナスで、
もはや米国株にも少なくない比率で手を出しているひふみプラスには
もうガッツリ不信感が貯まっているんですが…。
もともと1年程度では離さないつもりではありましたが、
そうはいってもまさかここまで動かないとは思っていませんでした。
もとよりTOPIXが信用ならないから
日本株はアクティブで運用しようと思ったんですけどね。
いやあファンドマネージャーさんには頑張って欲しいですけどね。
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