2019年7月12日金曜日

そもそもなぜ配当銘柄・ディフェンシブ銘柄でリスクを抑える必要があるのか

ディフェンシブ銘柄・配当銘柄の利点として、
「(無配やグロース株、シクリカル銘柄より)下落時に強い!」
「無配はまず下落時に何も残らないじゃないか」
「貯まったお金は企業内で無駄になるから配当して吐き出したほうが良い」
「長期的に見たら指数にアウトパフォームするはずだ」

とか、そういった意見をいろいろ見たことがあります。


色々思うところもありますが…。
まず、実際リスクを抑えるのにディフェンシブ銘柄や配当銘柄は有効ですが、
逆に言うとリターンももちろん低いというのは当然ですよね。



リスクとリターンはいわば比例する関係にあるのが当然で
むしろ投資においてはリスクのほうが大きくなる傾向の方が高いです。


そりゃ日用品や公共事業などのディフェンシブ銘柄は
下落時にも多少は強いでしょうけど…(でも下がるときは下がるし)


逆に言えば、その分上昇時は全然強くない。
セクターの設備や事業の性質上、企業内で投資できる余地も少なく、
つまり事業の成長性もないため安定しているといえど
全くと言っていいくらい上昇しない銘柄ばかりです。


しかも、リセッションの際に株価が下落しない、安定しているということは、
株氏売買における利益を出すための「暴落時に買い増し」

の効果が期待できないということでもあり、
なおさら上昇時にリターンを押し下げることは明白です。



配当銘柄なぞは下落時にも配当…どころか増配までしやがる銘柄まであるので、
実質下落時にも強制損切りしているようなもので、
そして配当再投資はその損切りぶんを改めて後日買い増ししてるに過ぎません。


その上、上昇中も配当金再投資の場合は
利確しては再度購入するので二重の意味で不利です。
利益が出れば出るほど課税の負担も重くなるし、
そもそも配当銘柄は配当金のために設備や事業への投資に余裕があるわけでもなく、
やはりディフェンシブ銘柄同様成長が鈍化することが予想できますし…。


暴落および暴騰時に株価の変動が少ないということと、
そのせいで暴落時に買い増しする効果が少ないということ。
設備や事業に投資するための余地や余裕資金がないため成長性が弱く、
また長期になればなるほど課税の負担が重くなってくるということで、
そういった面からディフェンシブ銘柄や配当銘柄は、
普通のシクリカル銘柄や無配銘柄より格段に不利だと言えるでしょう。


好景気には上昇しないし、不景気には下落は抑えられても投資する旨味がない。
損から逃げ続けるあまり得を逃す…。


こんなんで指数にアウトパフォームするのはかなり厳しい。
むしろ長期投資には向かない方だと言えます。


自分の選んだ無配銘柄、シクリカル銘柄をちゃんと信じて、
リセッション時も含めてしっかりとガチホし、
さらに下落時には強気で買い増しすることこそが、
投資で利益を手にするための第一歩と言えるでしょう。


…つか、そもそも株式のポートフォリオで、
リスクヘッジを組むことが間違ってるんですよね。


暴落時に対するリスクヘッジをするならGOLDや債券、
あるいは現金に変えておくほうが性質が違うのでよっぽど安全だし、
株式とは違うチャートを描くので対応もとてもしやすいです。


なんでわざわざ株式内でリスクヘッジを考える必要があるんですか(正論)
むしろ適切に下落してもらわないと利益が生まれないと思うんですけど(名推理)
下落無しで利益が生まれる場合はなおさら恒常的に右肩上がりじゃないとダメだし
その場合優秀な無配銘柄が一番だと思うんですけど(シャーロック・ホームズ)


と、いうことで、
株式の暴落リスクを許容できないならディフェンシブ銘柄や
配当銘柄じゃなく株式以外の金融資産を持つべきだし
暴落時にクソ株化する可能性がある銘柄はそもそも投資するべきではないし
そんなにクソ株化して損することが不安ならインデックス投資をするべきだし
結局どう考えてもディフェンシブ銘柄も配当銘柄もナンセンスだと
いうことですね。


そもそも暴落時も一定の株価やキャッシュが得れて安心とか言うってことは、
まず自らのの資産全体のアセットアロケーションの中で
株式投資のリスクを許容できていない
ということです。
素直に元から現金をある程度持っておくとか、
ちゃんと自分が許容できる範囲内(余裕資金)で株式投資すべきです。


リスクを許容できないならディフェンシブ銘柄や配当銘柄なんかより、
まず株式投資をやめたほうがいい
ですね。


下手にこの2分類を変な理屈で擁護するくらいなら
まだ配当金ジャラジャラがギモヂイイとか錯覚していたほうがマシです。


まあそれは完全に本質が見えていないだけなので
投資家としてはちょっとアレですが…。


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