2018年4月13日金曜日

糖質制限はキケンだ!系の記事に見える、一般市民のコメント

ちょっと前に糖質制限の批判記事を色々見てみましたが、
その中で色々コメントがされてたので拾ってみます。


市井の方の意見、やっぱり無知なのに賢しらぶってて
けっこう面白いです。


やはりソースもないのにイキっている方々も多いですが、
一応それなりに根拠だてて言及してみましょう。


「炭水化物中心のアジア人が太らず長生きしている。
一方、主食という概念がなく、タンパク質と脂質中心の
食事の欧米人は肥満に苦しんでいる。」


アジア人はほとんどがインシュリン抵抗性が高いため、
そもそもあまり太れません。そのぶん、血糖値が下がりにくく、
糖尿病になりやすいです。


逆に、確かに欧米人は太ることができるため、
肥満には苦しみますが、糖尿病にはなりにくいです。
(ならないというわけじゃないです)


はっきり言って日本の糖尿病患者はかなり多いですし、
長生きと糖質は相関関係はありつつも、医療の発達など、
単純に一言で済ませられるものではありません。


そもそも欧米人で肥満に苦しんでいる人は
大体ファストフードなど、炭水化物を大量にとっています。
むしろ高タンパクと高脂質なら太りようがないので、このコメントは
嘘をついています。次。


「食べたいと思うもの(脳が要求しているもの)を
腹八分で食べるのが理想だと思うけどね。」


糖質(炭水化物)がなぜあれだけ美味しいかと言うと、
糖質を摂ると一時的に高血糖になって、多幸感を感じるからです。


しかし、そのあとすぐにインシュリンによって低血圧になり、
イライラし、また高血糖に戻そうと糖質を欲するようにできています。


脳が欲しているというよりは、糖質中毒になっているんですよね。
欲しているということと、ニコチンや薬物のような
中毒になっているという状態を履き違えないように。


「なんでもほどほど、だと思います。
炭水化物の取りすぎは良くないけれど、全く取らないのも…って思います。
最近、ちょっと極端じゃないかなぁって感じています。」


はっきり言って、こういうバランス理論はダメです。
バランス理論はなんだか安定しているように見えますが、
かといって別にバランス理論が常に正しいなんてことはありえないです。


というか、そもそもバランスの良い食事ってなんでしょうか。
日本糖尿病協会だかが提唱する、バランスの良い食事は、
総カロリーの炭水化物を60%以上摂取するというふざけた内容です。


それ、そもそも貴方はできてますか?


なお、これを糖尿病の人がやると、病状は悪化します。
実際、糖尿病患者は病院において、
これに低カロリー食をやらせられる事が多いですが、
だいたい失敗しています。


バランスの良い食事って概念がもうおかしいんですよね。
バランスの良い栄養素をとる食事が必要なんです。


この人達が言うバランスの良い食事って、
ご飯が7割、肉が1割、野菜が2割みたいに、
明らかに栄養バランスが炭水化物に偏ってるのに、見た目だけはなんか
バランスよく見えるものを指すことがほとんどです。


投資みたいなもんなんですよ。
日本株・先進国株・新興国株を1:1:1で所有している人が、
やあバランスよく分散投資できてる、なんて言ってたらどう思います?


噴飯ものですよ。
ようはそれと同じこと言っているんです。このバランス信者は。


・・・え?わかりますよね?
先の比率だと、日本という単一の国が、先進国や新興国の国々より
比率が高いことになってしまいますよね?


つまりはそういうことです。
なお、人間の体が欲している、本当にバランスの良い食事を挙げるなら、
タンパク質:脂質:炭水化物を5:4:1ぐらいが良いと思いますよ。
(本音を言うなら炭水化物はいらないと思ってますけど)


つまり糖質制限は、この人達が大好きな
まさにバランスの良い食事なんです。
どいつも勘違いしてますけどね。


「人生はたかだか80年、どんなに頑張っても100年がいいところ。
そう考えたら、へんなダイエットなんかしないで
食べたいものたべて生きてるほうがいいかも。」


そうですか。人生、お疲れ様でした。


こう言う方に限って、間際になって長生きしたいとか
言い始めるんですよね。私知っています。


糖質制限をすると、健康的で、精力的になれます。
炭水化物以外なら、大体好きなだけ食べれます。



というか、取りすぎてまずいのは炭水化物ぐらいです。
脂質、タンパク質、水溶性ビタミン、カフェイン、塩分は
ごく一般的な人間なら多少取りすぎてもちゃんと排出されます。


ところが糖尿病になると、毎日の食事に常に気を使い、
食べたいものを好きなときに好きなだけ食べることもできず、
慢性的に寝不足、肥満、さらには様々な疾患を引き起こします。


かえって糖質制限をしたほうが、
糖質と長く付き合えるというのは皮肉なものです。
取る量さえ普段から気をつけていれば、時折
食べるぐらいなら全く問題ありません。


「楽して痩せようというのがまずおかしい」


おかしくねーよ。
お前だって別に苦労して太ったわけじゃねえだろ。


以上。
・・・で。


ちなみに、こういう記事が最近乱立しているのですが、
そうすると、一般の栄養学リテラシーが低い人たちはこうなります。


彡(-)(-)「もうどうすりゃええねん・・・
何を信じればいいンゴ?」


まあわかります。
これだけ糖質制限が良かったり悪かったり流されると、
もうどうしたら良いかわからなくなっちゃうんですよね。


でも面白いのはその次。


彡(^)(^)「もうどうでもええわ!好きなもん食ったらエエねん!!」


なるほどぉ・・・。


最終的に思考放棄するのは仕方ないとして、
結局糖質制限を試そうともしなくなります。


そこでチャレンジしてみないアタリがいかにも
ジャポネーゼがジャポネーゼたるところですね。
株式投資に対する姿勢もこんな感じの人ばかりです。


ま。楽ですからね、思考停止して現状維持するのは。


悲しいかな、私のような弱者は、
こういった人たちを救ってあげられない。
できるのはこうやってブログで少しだけ教えてあげるだけです。


賢い方々はぜひお試し下さい。
自分でもよく勉強してからね。


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