2021年1月6日水曜日

利食いと高配当の課税をごっちゃにしちゃアカンよな


「高配当投資の課税を批判してる人が、
売買を繰り返して税金払ってて滑稽」
なんて、
誰かが言っているのをつい最近どこかで
見たような見てないような気がするなあ。


これ、言っちゃダメだよ…。
特に高配当銘柄を擁護する側が言っちゃうと。


あっちゃーって言っちゃったもん。
これ見た瞬間。(ノ∀`)アチャー…て。


それ、じゃあ高配当銘柄への投資ってさ、
売買しなくても良いのにわざわざ勝手に
高配当出して課税されてるってことじゃん。



そんでそれを同じ銘柄に再投資されてたら、
え、なんで?せっかくの配当をなんで再投資してるの?え?
ってならない?


課税もったいないじゃんな。
それだったら企業に保有してもらうか、自社株買いか。
あるいはそれを新たなビジネスチャンスに投資してもらう方が良い。


だって売りたい時はこっちが勝手に売るもの。
まだ資産形成期なのに、なんで課税されてまで配当株もつの?
でなんでわざわざそれ再投資してんの?


それこそリタイアとか目指すなら、
今わざわざ高い配当貰わなくて良くない?
(リタイアしてから、ならまだ多少は…でもインデックス投資でよくね?)


そもそも売買にかかる手数料はたしかにあれど、
高配当などの課税に比べたらだいぶ少ないほうだし、
そして売却に課税されるのは「含み益の時」のみ。


保有銘柄が含み損でも含み益でも、
絶対に30%弱は課税されちゃう米国高配当株とは違う。


その点でまず単純な比較でも高配当の方が劣っている。
(そういう意味では、まだ日本高配当株のほうがマシ)


なんで利食いでもないし損してるのに
課税されるんですかね、配当は(困惑)


それに売買を繰り返して課税されてるってことは、
それだけ利食いして利益出してるってことでしょう。


配当出しても資産が減ってるゴミ株
ずっと握りしめておくよりだいぶ健全な投資。


単純にリターンでも上回る可能性は高いでしょう。
よっっぽど変な株でも買ってない限りは。


ていうか儲かってるからこそ課税されてるんだから
株価不調で損しがちで、儲かっていようがいまいが
確実に課税されてしまう高配当投資よりは
だいたいパフォーマンス良いだろ。


ていうか高配当にもかかるだろ。売却課税は。
決してマウント取れるところでもなんでもない。


いやまあ含み損になりがちだから
あんまり課税されないって言うならわかるけど、
つまり配当で課税を先走って払って利食いしてるわけだ。


それって結構とんでもないことしてるよね。
わざわざNISAとか使って課税先送りしてる人もいるなか…。


え、高配当の方がガチホできる?
無配株は怖くてホールドできない?


それって性格とか銘柄によるんじゃない?
私とかみたいなのは配当出てても
ゴミリターンだったら普通にメンタル死ぬし、
無配株でも含み益が乗ったぶん下落にヘッジがあったり、
まずコロナ暴落で高配当株売った人もけっこういたよ?


もちろん逆もしかり。
ってことはつまり関係ないよ。そこ。
そこも比較できないよ、うん。


結局、まず前提からおかしい。
配当課税と、売却の際の利確にかかる課税は、
比較すべきところじゃない。


というか比較すると基本高配当銘柄が不利になる。
辞めたほうがいい(良心)


行為そのものを咎めようにも
利食いできてて成功してるし、高配当でも言えることだし。
課税そのものを咎めようにも
高配当は含み損でも課税されるから不利。年4回もだし。


まだその話に上げられる段階にない。
せめて配当課税が10%とかだったらまた
リターンとか騰がるからさ、話がちがうんだろうけど…。


今、そうじゃないから。


だからこの話はここで終わりなんだ、ロック…。


実際に今成績の良い高配当銘柄って、
もう高配当ってレベルじゃないからな。


株価上昇に配当率追いついてないし。
指数とろくに配当率変わらん。+1%くらいか?
それで個別株のくせに微妙なリターンじゃな…。



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2 件のコメント:

  1. 株の配当金収入でFIREを目指そうという掛け声に騙された人たちにとって、年間配当収入の金額がじわじわと積み上がっていくことでFIREに近づけているという実感・幸福感を味わう事ができるのでしょう。
    そのためにはスノーボールをコロコロ大きくする、金の卵を産むニワトリを増やすように、高配当株の株数を増やす事が重要であり、配当金再投資が必須になると教えられます。
    人によっては年間配当入金予定表なるエクセル表を作ったり、累積受け取り配当金による投資元本回収率なるものを計算して一人悦に入ってるようです。
    嫌いな仕事に耐えFIREを目指す彼らの心の支えになるのは通帳に毎月溜まっていく預金のように、目に見える形で増えていく年間配当収入なのでしょう。
    それが50万・100万と増えていき、300万くらいになったら上司に辞表を叩きつけてやるという夢なのですね。
    投資最適解たるインデックス投資では計画が立てにくい、元本取崩し法は不安という心理にも基づいています。
    300万に最短ルートで到達しようとリスクを過小評価し超高配当株のウエイトを高める愚策に出ます。
    そして業績悪化やESGブームによる不人気化など市場が発している危険サインや業界環境の異変から敢えて目をそらし、持ち株の高配当維持を神に祈り続けるわけです。
    やがて懸念は現実のものとなり、減配・無配、業績悪化による株価下落(キャピタルロス)が襲ってきます。
    「プランB」を策定していなかった彼らは身動きが取れません。
    株価が下がれば下がるほど配当利回りが上がってチャンスだと教わってきたので最初のうちは喜んでナンピンしますが、やがては大半の人は気付きます。
    インフルエンサー達に騙され、自分こそ市場のカモになっていたことを。

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    返信
    1. 配当額を重視するなら、増配率や配当率よりもV.MA.JNJ.PG.VOO等が増配に追いつかないくらいのキャピタルの上昇をするようで、現時点の配当率が低くとも、結果的には実質的な将来の受け取り配当額は増えるとかは又聞きした事がありますね。
      ただやはり今の配当額が少ないためそういった人たちからはあまり好まれないのでしょう。
      配当率的に高配当とするのも実際怪しく、ディフェンシブ銘柄という扱いでしょうし。
      指数から見たら適切な配当率は2%ちょいぐらいがぎりぎりなんでしょう。

      それ以上の配当率はかなり危うい崖際なのかもしれないと私は思ってます。
      これはあくまで主観ですが、配当率の高まりは不調のあらわれだと思うのに、減配直前まで個別株をぐっとガチホしてしまうのはもう手遅れだと思うんですよね。

      削除

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