2020年10月8日木曜日

バリュー投資家は、時価総額加重平均への反逆をする覚悟はあるか?

他の人の投資ブログを見ていると、
なにやらわけのわからん銘柄やファンドを、
おぞましいくらい持っている人とかがいます。


やれ米国株100種だとか、インデックス10種だとか、
高配当10種とか、可変レバ何種だとか、
石油5種集中投資とか…。


多方面に手を伸ばしすぎるのは…。
あんまり良くないですよね、手間も管理も大変で、
取引も頻繁だと手数料と課税がバカにならないし…。


そういう人のためにインデックスファンドがあるんでしょうけど、
まあ、銘柄選定に自分のバイアスを活かしたい場合は、
そういうのに頼りたくないんだろう。


例えばエクソン・モービル:アップルを、
9:1の割合で買いたいとかなったら、
言うまでもなくインデックスファンドじゃ無理だ。


いわば個別株投資、特にバリュー投資ってのは、
「時価総額加重平均」への反逆だよね。



市場の、多くの投資家の思惑を上回って、
自分を一握りの天才と考えて、
時価総額にそぐわない銘柄に投資するわけだから…。


いや、でも、ただ、この場合、
エクソン・モービル9割とか意味不明のやり方でなく、
例えばテスラ:エクソン・モービルを
9:1の比率で買っていたなら、今度は成功例。


いたのかはしらんが、もしそれができていたなら、
普通の時価総額加重平均の
インデックスファンドよりも儲かってるはずだけど…。
(エクソン・モービルいらなくね?)


うーん、でも、一応上がる前からテスラは
時価総額加重平均ぶん指数で買っていたわけだし、
ETF投資なら、一応暴騰の恩恵は多少は受けられてるんだよね。


仮に一時的な暴騰ですぐ下落したとしても、
指数投資なら個別投資よりはやはり影響が少ないわけだし、
一時的ではなく中長期的な騰がりだったとしたら、
やはりそれでも時価総額加重平均分買っていくわけだし…。


そんで、市場に占める時価総額が、
成長とともに次第に大きくなっていくのだから、
かりに中長期的に上昇していった後暴落したら、
市場全体にかかるショックが大きくなって、
そもそもその銘柄に投資してなくても大ダメージでしょう。


アップルが…というか、今のGAFAMがコケたら、
市場投資も、どころかもちろんエクソンモービルとかも、
絶対やんごとない影響受けて大幅下落でしょう…。


うーん?なんかやっぱりバリュー個別株投資、
イマイチ利点が少ないように見えてきたぞ?


やるなら大型グロースに集中して
指数投資に比べて騰がらないゴミ銘柄比率を
実質0以下まで下げるとか…。


あるいは、バリュー銘柄にも弱めに
順張り投資できる指数投資のほうが良さそう。


結局だから、バリュー投資って、
指数投資で済んじゃうんだよね。


だって入ってるんだから。
バリュー銘柄が。


バリューだったときは少なめに、
グロースになってからは多めに。


その、バリューからグロースになる「瞬間」だけを狙いたがるのがバリュー個別株投資なんでしょうけど…。


短期な暴騰は利確タイミングが難しく、
中長期的な上昇はまず指数投資も恩恵に預かれて…って、
やっぱりだから旨味がないというか、
ギャンブルにより過ぎ、難しい割に微妙…というような。


QQQとかはそこの比率が極端に寄ってるから、
バリューでもバリューすぎる銘柄は入ってない、
若干グロース個別株投資寄りの指数投資ってことになるのかな。


ていうかQQQとかもまさにそれなんじゃないか?
中長期的なバリュー投資の成功例。


アマゾンが2000ドルだった時には、たった2年前、
それでも高いとか言われてたみたいだけど、
でも今から見たらバリュー銘柄だったわけで、
そんで時価総額が増えるうちにQQQ内で比率が
どんどん跳ね上がっていって、
無理なくバリュー投資じみたことができたわけで…。


いや、この場合はグロース投資というべきか?
なんだか違いがよくわからなくなってきましたねw


多くの人から見向きもされない銘柄というより、
多くの人から評価され、さらには成長していても、
将来から見たら今の高い株価はバリューであって…。


うん、ていうか、いつも思うけど、
常に最高値更新して右肩上がりの米国市場だったら、
やっぱりバリュー投資よりグロース投資だよな。


日本株みたいな、レンジ市場で、
しかしでもどの銘柄かは短期的に騰がり、下がり、
しかも為替や税金が若干有利な方が、
絶対バリュー投資に向いてると思うんだよね。


んでまあ、四方八方に手を出す投資家は、
結果的に時価総額加重平均でのインデックス投資を拒否し、
意識せずともバリュー投資をしていくわけですから、
米国株投資より日本株投資のほうが良いんじゃね、
まあ日本株でできるかどうかもまた実力次第だが…、
って、いつもの私の主張に戻るわけですね。


ただ、まあ、四方八方に手を出すにしても、
私は一応、大きく成功できる手段はあると思っている。


…うん、元本が少なくても、銘柄選定が下手くそでも、
ETF単位でレバレッジをかけて買える…、
つまりはレバレッジETFかなあ…と。


欲を出してちょっぴりでも買っておくバリュー投資をするなら、
この選択肢が一番妥当で良さそうなキはしてる。


だってほら、それこそ複利と右肩上がりの増価がすごいし。
右肩上がりの市場なら理論上はすごく可能性もある。


そして、何より、取るリスクが相対的に低い。
だってボロ株に5万、レバレッジETFに5万なら、
投資額は同じでも相対的に後者は15万だから…。
(まあコストと減価あるから多少違うだろうけど)


だから私はSPXLもSOXLも、
一応買うだけ買ってるんだよね。


ていうか、ボロ株、バリュー株って言ったって、
選択肢多すぎてどれが当たるかわかったもんじゃない…。


買う宝くじ自体多すぎて目が回るんですね。
レバレッジETFはほら、宝くじのまとめ買いみたいなもんだ。


どうせ逆張り投資するなら、レバレッジETFでよくね?
ここでいう逆張りは、市場やセクターへの逆張りじゃなくて、
「レバレッジなんてギャンブルだ!」っていう固定観念への逆張りだけど。


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3 件のコメント:

  1. 相場なんて上がるか下がるかだけなんだし、
    TECLとTECSだけあればいいですよね。

    最近、買いがえらく弱いし、DRKGが52切って、不穏なので、
    つられて下がると嬉しいということで全力TECS行ったりました。
    てりぁぁぁぁ。

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    返信
    1. ダメでしたぁぁぁぁ。

      うーむ、動きが少ない。
      そろそろ、ETFで放置がいいんでしょうかねぇ…。

      削除
    2. ベアレバレッジについては詳しくありませんが、今のレンジ相場のなか一日で判断しちゃうのですか?
      ブルレバレッジならトレンドが変わるまでは塩漬けという選択肢もあるので、押し目買いならどちらにしろブルレバレッジのほうが良い気がしますが…。

      削除

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