株式市場は流動的。アフィブロガーの投資本は静止的。それはマネタイズ。

「Twitterフォロワー6万人、
米国株投資2年目で米国株投資家のシンボル的存在である
人気米国株ブロガーの著者が、
データに基づいた圧倒的な分析力で米国株・ETF銘柄を徹底解説！」


上の言葉は、最近ある投資ブロガーが、
投資本を出したときの、Amazonの説明文です。


私自身は投資歴より結果が大事だと思っており、
投資歴イキリおじさんには否定的なんですが、
流石に2年の投資歴で米国株投資家のシンボルというのは、
さすがに誇大広告にすぎるのではないかと思います。


フォロワー数も投資期間も、
投資利益に何も関係してきませんしね。


まあマネタイズってそういうもんですからね。
大きな謳い文句は妥当なもんです。

読んでもないし読む気もないし、
買う気もなければ献本もされてないので、
どこぞのブロガーみたいに馴れ合って褒め合うこともしませんが、
中身についても批判も何もしません。


でもAmazonのサンプル画像を見る限りでは、
最近の話題はQQQ！とか書いてあったので、
まあ特別間違ったことも書いてないだろうし、
特別尖ったことも書いてないんだろうなとは思いました。


ここフェアなフォローね。
ま、バフェット太郎さんとかもあのゴミ10種より、
インデックス投資を勧めてるんでしょ、本の中ではさ。


投資本なんですが、株式投資という物自体、
かなりボラティリティが荒く、流行が早く、
まさに株式市場は生き物でありますから、
投資本という「止まった文字媒体」は
まずそもそも属性が合わないんですよね。


結果的にありきたりなことしか言わなくなります。
何故か自分のポジションの銘柄を推す尖ったものではなく、
時代がいくら経ってもいつでも普遍的に使える、
株式投資としてありきたりな、無難なものになるのです。


無料で見られるブログとかの情報を集めて、
最近話題になっている銘柄をそのまんま書くだけになります。


くわえてさらに相性が悪いことに、
投資アフィブロガーである以上、更新は呼吸。
毎日更新を止めてはいけないのです。


結果、投資本ではありきたりなインデックス投資等を勧めながら、
ブログでは最新の銘柄を追い、
その時その時で都合の良いように、都合の良いことを言い、
色々と矛盾ありきでめちゃくちゃな様子になっていくのです。


誰とは言いませんが、投資アフィブロガーは、
自分のポジションを強く宣言し、他を排他するため、
ちょくちょく言うことは矛盾し、しかし絶対にミスは認めません。


これは仕方ない、都合のよく耳障りの良いことを言わねば、
集客することあたわず、ブログ収益のほうが下がり、
必然的にアフィリンクや本を買わせることが
できなくなってしまうからです。


しかし矛盾を認め素直に謝罪してしまえば、
「強い発信者である自分」でマネタイズできなくなるので、
誠実な対応は不可能ですね。
そら言うことが毎回変わってる人の本は買わんからね。


矛盾ではなく、それはこういう意図で言ってたんだよ。
と、後からうまく誘導してフォローすることで、
むしろ咎める人を悪人たらしめ、
同情を買ってさらに強い集客が可能です。


ですがそうすると、投資ブログで言っていることと、
投資本で言っていることは微妙に異なっていき、
投資本では投資ブログで言っていたことの
表面的なことをなぞるだけになり、結果的にやはり
「ブログで言ってる無難なことまとめ」になるんですね。


だから投資本のレビューでは、大概、
「初心者におすすめします」ってなるんですね、
実際なってますからね。うん。


こうしたことをブログで説明してしまうと、
なぜ当人に直接言ってないのに噛みつかれるのかと言うと、
SNSやネットが今や彼らの商いの場でありますから、
彼らにとっては批判は営業妨害なんですね。


また同時になぜアフィリエイター同士の
横の繋がりが太いのでしょうか。


それはつまり、自分が新たに本を出した時は、
互いの顧客に「〇〇さんの本を買いました、レビューします」
と相互マルチのような事が可能になるため、
宣伝において非常に有効であるためですね。
カルテルみたいなもんですかね。囲い込みかな。


代わりにこのカルテルを維持する上で、
邪魔になる営業妨害してくる人に対しては、
非常に辛辣に当たる傾向にあります。


ま、そういう人は大抵が嫌儲民みたいな逆張りの人で、
顧客足り得ない発信者ですので、切り捨てても損はありませんね。


実際ろくに考えず感情で儲けは悪だと断じている可能性もあるので、
そこを優しく窘める姿を大々的にアピールしておけば、
より教祖としての威厳を増すことができますしね。


また、同時にそれらの人自体は繋がりが薄いので、
とりたてて反撃されることもありませんので、安心です。


マネタイズ軍団と、ただの遊びでネットやってる発信者、
真剣に闘うかと言われると、後者はあまりこだわらないでしょう。
つまりはたいてい勝てます。


特に発信者でない場合は、雑多な消費者の一人なので、
さっさと切り捨てて別の騙しやすい10人に広めればいい。
顧客のプールはまだまだ広いですからね。


人は基本的に、自分を好きになる人を好きになるので、
積極的にネットでも営業をして、輪を広めることは、
マネタイズにとっては非常に有効な手段なんですね。


一度でも話したことがある人と、
話したことがない人が口論していたとして、
前者の考え方が自分と異なっていても、
しかしまったく知らん人を擁護はしないでしょう。


これが最近のアフィリエイターの強みですね。
おおまかに、あまりこういう話に興味のない人は中立的なので、
ここを情の重みで歪めてあげると、心理的に有効なんですね。


もしかしたら本当に神的に良い人なのかもしれないし、
あなたはそれに好意を感じているかもしれませんが、
それとマネタイズは矛盾しませんからね。


この人のアフィリエイトはダメだけど、この人は良いよって、
バフェット太郎さんを罵りながら別のアフィリエイターの
肩を持つ人もいましたね。


…と、ここまで通して色々述べて来ましたが、
全体的に自己の意見を主張し、いつも「フェア」を強調し、
「この意見はあくまで感情論ではなくロジカルな主張なんですよ」
という立場を実はぽすとがとっているわけですね。


マネタイズに興味ありませんと言っておきながらマネタイズしたり、
批判してるつもりはありませんとか言いながら批判してたり、
実態はそうでも、口で言っておけば人はご認識してしまうのですね。


ですので、ぽすとのこの記事に
納得しすぎるのも、それはそれで良くない。


「こいつが言っているから正しい」ではなく、
「こいつ関係なく言ってることが正しいかどうか」が重要。


多角的に多くの意見を集めて、
最終的に判断することが何より大事です。


今んとここういう意見をちゃんとブログで
はっきり言っている投資ブロガー、私くらいですけどね。


建前なのか付き合いなのか知らねーけど。
他の人は難しいのかもね、相互リンク貼ってたりすると、
遠慮しちゃって。


ま、私は別に「正しい投資をバカな市民に広めたい！」
とかなんとか高尚な考えで投資とブログやってたわけじゃねえし、
ネットの有象無象にどう思われようがどうでもいいですけど。













※おまけ
HTMLの弄り方がわかったので、資産増額を書き換えてみました。

これはマネタイズに必須テクですよ！プロデューサーさん！
つまりは、疑うことは大事です。


これでキミも今日から読者を騙せ！！！！
爆アド！スーパーアフィリエイターだ！！！


常識を、疑え。
（引用：エクアドル哲夫、常識を疑いプリケツ大往生）