2020年10月19日月曜日

投資にまぐれはない。しかしレバレッジ投資なら…。


現物長期投資が「時間を味方にする投資」
レバレッジ投資が「時間を敵にする投資」…。


とはガンプさんの投資ブログでみましたが、
設定来からなら大幅にプラスなのがレバレッジETF、
特にSPXLやTECLならね。


レバレッジ投資は複利の効果を大きく受けるので、
長期であればあるほど、レンジ相場を除き、
レバレッジ投資は大きくリターンが現物に勝ります。


早期償還、SECのレバレッジへの倍率変更等、
色々リスクはあれど、結果として現在まで大きくアウトパフォームし、
長期であればあるほど上方乖離していく
期待値、可能性がある、という面では、
なんだかんだレバレッジETFをこそ時間を味方にする投資です。


まあ高々12年程度の運用期間しかなく、
大暴落もコロナショック程度からの回復しかなく、
ITバブルやリーマンショックを経験したこともなく、
あくまで「現時点までの結果」でしかありませんが。


しかし同時に、12年間の結果を無視するのも、
「米国市場は過去右肩上がりだから~」と
インデックス投資を絶対とするような多くの米国株投資家からしたら、
いまいち無視しきれない結果ではないでしょうか?


12年は長期投資じゃないか?
では、ならあと何年たったらでしょうか?


もう10年あとITバブルがないなら、
おそらくレバレッジETFは成功し、運用期間も22年で
理論上は長期投資可能なものだと言えるようになるでしょう。


うーん、その前に金利高が来て、オワコンになるかな?w
2022年まではやらない、みたいな話は聞きましたが、
あんまりアテにならないしな…。


今後リーマンショック級の暴落が来る可能性もあれば、
逆に来ない可能性もある。


オールドエコノミーが過去30年間アウトパフォームしていたなら、
ニューハイテクは今過去10年近く大きくアウトパフォームしている。
少なからず今レバレッジETFを間違いだとは言い難いでしょう。


どちらにしろ期待値だけいえば、
倍率の高さと複利の大きさにより、
レバレッジETFこそ長期投資で時間を
味方にできる投資だと私は考えています。
(もちろんリスクも比例して大爆増だが)


私は過去、先進国インデックス投資をメインに据えていた時でも、
「個別株、特に大型グロースなら、特定の数年単位なら、
大きくアウトパフォームすることも可能なのではないか」
とずうっと言っており、しかし自分にその実力はないと思い、
個別株投資を認めつつも、インデックス投資こそ至上と信じていました。


昨今の一部のインデックス投資においては、
個別株投資はほぼ成功することがなく、
そしてアウトパフォームもただの結果論、まぐれでしかないと、
きっぱりと断じて下す論調の人もいます。


しかしですね、例えば、
直近で大きく暴騰したTESLA。


あれを例えば、たまたま保有していたとして、
その「たまたま」に貴方はいくら賭けられますか?という話ですよ。


時価総額の大きい大型グロースならまだしも、
中型小型のグロース銘柄に大きく張れるにはキツイ。


いくら暴騰率が大きかろうと、
得られる額は低くなってしまう。


大型株やインデックス投資に1000万投資、リターン率5%と、
小型株に100万投資、率50%では得られる額は同じですから。
(…後者は課税で吹き飛ぶので、実際は65%くらい必要だがね)


50%リターンなんてなかなか現実的じゃない。
これが投資額10万円なら500%リターン。
投資額1万円なら5000%リターン必要です。
(だから課税で実際はもっと大きいが)


つまりはだから、「まぐれ」ひとつとっても、
株式投資においては「少なくないお金をBetする」
という強い行動が必要。


なにも口を開けてたらお金が降ってくるわけでもなく、
まぐれだろうとそれを信じて行動しないと結果は出ない。


そんなん、まぐれだからって行動しなかった奴は何なんだ。
まぐれ当たりもしなかった奴はすっぱい葡萄を僻むだけかよ。


株式投資には「まぐれ」は存在しない。
運は絡もうが、行動した結果だ。


結果論だ、と言うなら、結果を出した人に
まぐれだなんだと言うのもひどい結果論だよ…。


話を戻すと、「まぐれ」を小当たりではなく大当たりさせるには、
金額も大きくBetして、リスクを大きく取らないといけない。


TESLAの暴騰は200%~300%だったが
(コロナ前の無兆候の頃なら、700%だろうか)
これにどれだけBetできるか、トヨタ以下だった時価総額の、
TESLAひとつの小型株?にどれだけ大きく張れるか…。


ここで戻ってくるのが冒頭のレバレッジETFだ。


投資額には大きくレバレッジがかかる。なんと3倍だ。
少ない額で、大きなボラティリティ、大きな複利が得られる。
株価は青天井、しかし損失は元本以外にありえない。


これがCFDだと、個別株投資や現物投資できるとはいえ、
追証があるから損失も逆青天井ですがね。


Twitterでは、「TESLAに100万円も張れるか?」と問うたが、
「TECLに33万も張れるか?」なら、リスク許容度的に、
後者の方がまだ手を上げられる人もいるでしょう。


単一の個別株に大きい額を投資するのと、
それなりに分散されたセクターETFに、レバレッジとはいえ、
3分の1程度の投資額で済むなら、どちらが良いか?


まあリターンの違いは…一概に言えないかな。
個別株の当たりにいくつ分散投資するか、わからんですからね。


いくつ当たるか、いつ当たるかも未知数。
まず当たらない可能性だってもっとある。


当たりくじを引くまで分散投資するテンバガー投資と、
セクターのインフレに賭けるレバレッジETFでは、
まあリターンの種類が違うか。リスクの種類も違う。


ボラが激しいとドルコスト平均法の
「高い時は少なく、安い時は多く買える」が使え、
減価はあれど米国市場のレンジ相場は少なく、
右肩上がりの時の増価はそのぶん多く増えていくのだから、
買い増し期間、長期投資であればあるほど、
「理論上」「期待値的に」複利が積み重なっていき、
当たりが大きいのがレバレッジETF。


何よりこれ一つで分散投資、リバランスあり。
投資額の実質3倍の複利を得られるということで、
例えば個別株での分散投資でくじが当たるまで
待っている間の機会損失を考えるなら、まぐれ狙いだろうが、
脳死で少額積立は十分良い選択肢じゃないでしょうか。


確実じゃない?
確実な投資なんてものは、ないんじゃい!



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3 件のコメント:

  1. 理論的にはレバレッジを大きくするほどリターンの期待値が下がるので、どちらかというと短期勝負向けじゃないですか?
    https://chandraroom.com/sp500-best-leverage

    返信削除
    返信
    1. そうですね、皆さんはやらないほうが良いと思いますよ。
      私はやりますけど。

      削除
  2. 恐怖に震えたところに
    奴は、現れる
    暴落坊やが、2日前にツイッターに
    久々に現れた
    ハイテク株は、上昇します
    三年はハイテク株は上昇します

    やはり、市場は暴落坊やシグナルを感じたので
    ハイテク株は、ショボい値動きになっている

    第13話「暴落坊やの最終高配当株アルマゲドンアナル崩壊前夜」

    自分の不注意で、GEの株価暴落で死んでしまった愛犬のアナルを抱きしめて、
    「ごめんね、アナル」と謝る暴落坊やを見て、「さよなら」と言って消えた少年バットの影。
    ここを見て初めて、この少年バットは
    暴落坊やの良心が形になったものではないかと思いました。
    小学6年生の頃の暴落坊やは、自分のせいで愛犬が死んでしまったことを認められず、
    架空の犯人、少年バットを作り上げ、自分も被害者になろうとしました
    少年バットは、追い詰められた人達の前に現れた

    少年バットの正体は
    株の暴落を知る男
    株の暴落を預言し、確実に当てる男


    返信削除

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