今更高配当インフルエンサーに騙されてた事に気づくもまだ縋る人たち

一時期、一昔前、ちょうど2018～2020年あたり、
米国株ブログ村はある意味過度期でした。


インデックス投資信託の低コスト化がなされつつ、
まだなお高配当銘柄にすがる人たちと、
思想の対立が起こり内輪ネタもすごかったです。


まあその当時の人間たちは大体淘汰されました。
死んだのは和製バフェット、かぶちーず、
退職金ぶち込み太郎、バフェット太郎、
もう中身がいるかも怪しい東大バフェット等…。

今でも生き残ってるのはほぼ居ない。
私ぐらいか。


しかし今でもまだバフェット太郎が勧めだした、
高配当銘柄やオールドエコノミーに
どっぷり依存しているヒトも居るんですよね。


バフェット太郎の打ち出した連続増配・高配当株への
投資というのは、長期的なリターンを持って、
インデックス投資に打ち勝つという理屈です。


そのせいで、損失を何度も何度も繰り返しても、
「今の時期は仕方ありません」といい、
未だ高配当株への理想や未練を打ちきれない人達。


これらが大量生産された時代もあり、
また、その全時代の遺物もまだ残っています。


当然バフェット太郎は神でもなんでもないので、
高配当・連続銘柄のリターンが確実に
上がっていくなんて保証はミリもないわけだし…。


またそういう理屈を信じるということと、
ただ盲目に依存するだけというのは違います。


その上、当のバフェット太郎と言えば、
今はもう高配当銘柄のガチホは捨てて、
中国株など新興国株に手を出している始末。


なんならいっそハイテクグロースなどよりもっと、
彼はハイリスク投資をyoutubeで勧めています。


それもそれらを勧めだしたのはつい最近で、
なおかつそこまでずっと不調だった
XOMなどが暴騰した2021年には言っていました。


（当然、XOMが暴騰したといっても、
それと同じくらい長く指数投資をしていたのなら、
指数の方が当然リターンが高いわけですが）


だいたい長期になればなるほど複利が乗るので、
短期的に勝ち続けていた銘柄のほうが、
最終的なリターンは大きな差がつくはず…。


つまり彼の相場感は短期的に言えば
クソほどダメMAXなわけです。


そして長期的な…どれくらいを長期とするか、
それはともかくとして…2018年から2024年の今、
その方針転換ゆえに長期投資はどっかいきました。


言ってしまえばバフェット太郎を信じている人達は、
完全に失敗だったというわけです。


いやわかりやすく言えばこうか、
騙されたんだと…。


いまだにちょくちょく、
あれ？もしかして騙されてた？
なんて言い出す人までいる始末…遅すぎ。


しかもそういう人たちに限って、
レバナス投資する人、ハイテク投資をする人たち、
レバナスを勧めるインフルエンサーなどを、
靴磨きなどだと見下してきたわけです。


同じ穴のムジナや！同じ穴の！
言えたタチじゃないねんそこは！


一番キツイのが、レバナス関係を信じていた人達は
あくまで短期リターンを見込んでいたのですが、
それとは違って…。


バフェット太郎関係が勧めていた高配当銘柄等の
長期投資が報われると信じていた人たちは、
「今の時期は仕方ありません」を信じていたわけ。


つまりすぐ損切りができなかったわけです。
まだ判断が早い、まだまだわからない…と、
遅効性の毒だったわけです。


とても恐ろしい…ていうかなんなら、
これは結果論でしかないですが、
レバナスはもうほぼ回復していますからね。
（話題になったときから持っておいても、
買い増しを続けていたとしても増えます）


まあ、これだけ情報が揃っていてまだなお、
高配当・増配・オールドエコノミー株を、
「今の時期は仕方ありません」といって、
一生持ち続けている人も居ますけどね…。


総本山そのものがさっさと長期投資にはもう
見切りをつけちゃっているのにまだ依存するのは、
もう論理がはっきり破綻しちゃってますからね。


現実を認められずに、自分が間違ったとか思えず、
「いや、リターンは二の次だったし！」などと
後付けで投資した理由そのものまで曲げる始末。


ていうかそもそも、おい！
お前らがバカにしていたビットコインまで
バフェット太郎は推してるんだが！


もう節操なさすぎだろ！
なんやこいつ！ｗ


お前らはなんでこれを信用してたんだ！
言え！泣くな！


一体どんな気持ちでまだ本棚に、神棚に、
『バカでも稼げる 「米国株」高配当投資』を
飾っているんですかね。重くないか？その称号


ともあれまあやはり人を頼るのはいいとして
その先の人が一貫性がなければダメですね。


とはいえその過去の一貫性のとおりに
高配当オールドエコノミーにいまだに
すがり続けても芽がてるとは限りませんが…。