2020年3月21日土曜日

投資信託は米国ETFより約定が遅れるからこそ価値がある。めんどくささを味方につけろ!

最近は尋常じゃないくらいにSlim先進国などの
低コスト投資信託が流行りまくったおかげで、
VOOなどの米国ETFよりもともすれば保有コストが
安くなるまでもありました。
(米国ETF購入手数料無料化でまたそれはわからなくなりましたが…)


とはいえもはやコストはほぼほぼ誤差範囲までなったものの、
それでも米国ETFは取引時間でありさえすれば
クリック後すぐに約定することができるのに対し、
日本の投資信託は購入ボタンクリックから約定まで
1日とか2日とか時間がかるのが大きな違いでしょう。


すると投資信託を切ってVGTとか、SPXLとか、
そういった別銘柄にすぐにスイッチングするとか、
あるいは急いで現金化して逃げよう!なんてすることへの、
心理的抵抗が生まれるわけです。


少なくとも私はそうです。
まあやる気なんてさらさらなかったですけどね。


わざわざ一日遅れで現金化するか、
あるいは別銘柄にスイッチングするとか、
下手すれば次の日一気に暴騰して大損してしまうかもしれません。
(もちろん、翌日にはさらに下がっている可能性もありますが)


この微妙に不便さを持たせているのが素晴らしいですね。
別に狙ったわけじゃないでしょうけど。
ただの仕様ですけど。


しかしこれのおかげで、
日本の外国株投資信託を買っていれば、
「わざわざ別のインデックスファンドに切り替えンのめんでえ!」
「暴落だから急いで売らなきゃ!…間に合わないからいいか」

となるわけで、投資家の一時的な感情からの売買をストップさせ、
冷静に取引する時間を与えてくれるわけですね。


これぞまさに疑似サーキットブレーカー。
日本の投資信託の秘奥義でございます。


私は常々思っているのですが、
ものぐさでバカで無能な方が
株式投資では生き残りやすいんではないでしょうか。



Amazonやマイクロソフトを適当に買って放置しておくとか、
それらはちょっとリスク高いので、
あるいはインデックス投資を適当に買っておくとか。


言い方は悪いですが、鈍感な人間のほうが、
メンタルのうえでも資産のうえでも
良い結果になるように思えます。


逆に頭の良い人はどうしても自分の実力で儲けたがりますから、
集中投資をよくわからんタイミングで売ったり買ったり、
あるいはわざわざ課税されてめんどくさい再投資してまで
高配当再投資戦略までやって、結果的に損したりするわけじゃあないですか。


まあ天才ならそれでも大幅に
アウトパフォームしちゃうんでしょうけどさ。
私らはバフェットでもなんでもないんだぜ?


無理に太陽に近づいて、
蝋の羽を溶かして墜落するくらいなら、
はなからインデックス投資で落ち穂を拾って
腹ぁ満たしてりゃ食いっぱぐれないどころか、
飛んだバカが落とした金もついでに拾える。
それで良いんですよ。


日本の投資信託はほんとに良いですね。
わざわざドル替えせんでも円で買えるし、
なんなら口数ではなく金額指定で買えます。


定期購入もできますが、その解除がめんどくさいのも○。
一回設定すればあとはもういじる必要ないのに、
設定解除するのはあ~めんどくせえってなるので、
もうまさにインデックス投資をガチホしたい人にとって
もうこれ日本の投資信託こそが最良ですようん。


投資家のみなさんもできるだけめんどくさがりになりましょう。
ああその場合はでもやっぱりインデックス投資で。


そんなハイスペースで株式市場に注力していたら、
いざ長期リセッションとか入ったとき、
多分息切れしちゃいますからね。


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