年収300万人間、年収200万の生活に思いをはせる

年収200万円で暮らすみたいな
本がちょっと前に出てましたね。


本の内容については誇大広告らしいので、
その中身については触れませんが…。


率直な話、
年収200万はきついでしょう。


300万ぽっちの私が言うのもあれですが…。

田舎だと200万は当然で、

300万は恵まれてるか。


1可処分所得（手取り）でいうと、
年収300万は手取り230万（-24％）
年収200万は手取り160万（-20％）
年収100万は手取り83万（-17％）


ほどらしいです。


いや、安いね。
税。


年金と健康保険料と生活保護あって、
たったこの程度の税率は安すぎます。


実際は消費税など他のもありきで、
社会保険料含めると米国に次ぐくらい、
社会保険料なしなら米国と同じくらいと、
負担率自体は先進国でも安い方のようですね。


※
 「～したら罰金」の内訳を見てみた。案外日本の消費税とか税負担安いやんけ！
https://mailbox009.blogspot.com/2021/11/blog-post_24.html


低所得の人が減税されてるぶん、

この負担はほとんど高所得の方に

のしかかっております…。


ともあれ、これくらいの手取りでしたら、
年収200万でも生活はまあ可能でしょう。
100万はめちゃくちゃきついけど。


私も税引き後160万程度でしたら、
それでリタイア生活しようと
一時期は考えていたふしがあります。


実際は今はフルリタイアと余裕を目指して、
もう少しだけ資産を増やそうと欲張った結果、
今は900万くらいが消滅しているはずですが…。


そう、これはどこかでも言われてましたが、
生活はできても、余裕はないんですよね。


年金は控除して、健康保険料をいくらか払い、
あとは都内家賃5万食費光熱費通信費3万、
自由費1～2万に貯金1万円ほどで、
月10～13万（年120～160万）ほどで、
暮らすぶんには不自由なく暮らせます。


今や私ですら、通信費は格安でもない
キャリア形態ののahamoで2000円で
暮らせていますし…。
（今のわたしはもう端末代のほうが高いｗ）


食費も卵が栄養的に優秀なのでいけます。
カップ麺ばっかとかは知りませんが、
卵と鶏肉と野菜でも食べとけば
アミノ酸スコアとかビタミンミネラルは
ほぼほぼ完璧なはず。


ただ実際やっぱりこれは
カツカツなわけなんです。


私みたいな変な人間ならともかく、
一般的な消費感覚の人…。


飯は色々食べたい、遊びたい、法事や祝い事、
人間関係を構築する人や所帯持ちはつらいですね。


やはり物理的な点で無理でしょう。
いわんや年収100万をや、です。
（私みないなゴミならいけないこともない）


ただ健康保険料は払っておりかつ少額ですし、
高額医療費制度でいっても8万程度…。


実は事故病気とかは
気にしすぎなくても良いでしょう。


日本様々ですね。
（その分米国よりは税金高いが）


貯金も年収200万なら上記のように
なんとかできなくもないわけで、
備えられる部分もあります。


なお、ツイッターなどでは、
こういった具体的なことをつらつら述べても、
「まったく参考にならない」
「健康や何かしらを犠牲にしている」
と厳しい意見で叩く人は多いです。


いや法事やらイベントやらは
さすがに抱えきれないコストなので、
そこは切り捨てるべきです。


別に余分なコストカットというわけではなく、
必要だから切り捨てざるを得ないと
言うわけなんですね。


結婚とかも贅沢品なので…。
いや、子供持たないなら実は
結婚で二馬力労働が一番コスパいいけど。
（同性婚とシェアハウスは強いな…）


まあ豊かな生活というのも
やはり人の主観によるものなので、
結局普遍的な答えというものはないでしょう。


少し前は賛美されていた
指数投資も今はへなちょこですからね。


だので投資すら今は勧められません。


ならばと、昇給は投資と比べたら雀の涙ですし、
当然昇給できるような人間ははなから
年収200万なんて査定は受けるはずもなく…。


結局抜本的、かつ革新的な、
まるっと現状を変えられる方法なんて、
そうそうないよということなんですね。


貧乏人は現状できる範囲の贅沢をしつつ、
地道に現物指数投資でもして
老後のリタイア生活に向けて
資産を貯めておくぐらいがいいでしょう。