2024年9月21日土曜日

投資相談:ETFと投資信託で迷ったらどっち投資すればいいんすか

久々に投資相談的なコメントを貰いました。
もう嬉しいですね。


だってもうまともに投資する人あんま居ないじゃん。
ブロガーもユーチューバーも業者ばっかだし。


というわけでぽすとは嬉しいので
普通にサクサク答えていきます。


もちろん主観です。
投資歴は6年半あれど、金融勤めでもないしね。


匿名9月 21, 2024
ぽすとさん、先日は質問への回答ありがとうございます。
散々繰り返されかつ、山崎さんが存命であれば小さいことで悩むなと叱られそうな質問ですが、20年以上は保有し続ける想定で、オリジナルのVOOと投資信託のSBI-VOOは今後どちらを買っていくのが良いと思われますか。
VOOの投資信託が存在する前からオリジナルのVOOを買っているため資産の七割くらいはオリジナルのVOOですが、2年前からはSBI-VOOだと外国税控除と再投資を勝手にやってくれるようになったことを知り、めんどくさがりでもあるので、保有コストの差以上のメリットを感じ新規買い増しはSBI-VOOに切り替えた状況ですが、未だに何となくオリジナルのVOOへの信頼感が忘れられない感覚があり、あと、基本的にVOOの株価で考えているので、常に為替影響も受ける円の株価のSBI-VOOは見にくいため、好きではないという本音があります。お考えいただけると嬉しいです。




勝手にまとめるとこんな感じ。
「SBIVOO投信とVOOETFで迷っている」
「元々7割VOOを持っていた」
「SBIVOOは控除と再投資が魅力的」
「でもなんとなくVOOの方が信頼できる」
「円為替表示になるSBIVOOは見にくい」
「新規買い増しはSBIVOOに切り替え中」


SBIVOOっていうのは
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドのことかな?


確かにこれは迷いそうですね。
ぽすとでも迷います。


ぽすとは白黒はっきり付けるので
結論から言いますが、
「SBIVOO(投信)で良い」です。


まず個人的には、本来SBIVOO投信の方が良いです。
ETFはまず煩雑ですから。


円転ドル転、再投資の手間、
買付や売却での口数単位でのめんどくささ、
結局使う時は円なので計算の必須さなど、
いろいろな点が無駄極まります。


またそのとおり控除と再投資が魅力的です。
勝手にやってくれるのがまた素晴らしい。


買付や売却に至っても円転ドル転が不要なため、
これもまた楽です。
(とはいえそう頻繁に売り買いしないはずだが)


これがもう超長期で持つ場合、
あまりにめちゃくちゃ楽なので良いのです。


まさに寝たまま放置できます。
ETFにはとてもない魅力ですね。


またコストが心配だと言いますが、
実質コストで0.07%の差のはず。


なんなら円転ドル転の際の手数料や、
配当再投資にかかる税金などを考えると、
おそらく保有コストも投信のほうが得なはずです。
(具体的な%はダルいから計算しませんが!)


円表示は計算しづらいのはまあそうかもですが、
結局売るときは円転するわけですし…。


日本で生活するならやはり為替の影響を受けるので、
ここはVOOETFに変えても、計算に裏で影響し、
実のところ為替の影響は受けると思います。


日本の地政学的リスクだとか、
投信崩壊のリスクを考えるとアレですが、
そういう時はもう多分日本人全体がもう
アレなので多分考えるだけ無意味。


VOOETF持っていても結構日本の呪縛を受けるので、
それが明確化されるという意味でも、
SBIVOOの方が良いでしょうね。


純資産額も1兆いってるから
特に運用面の懸念もほぼほぼありません。


というわけで、総合的に見たら、
ほぼ間違いなくSBIVOOをオススメします。


私的にはSlim500の方が良いですが、
ぶっちゃけどちらも純資産兆超えしてるのと
コストも変わらんのでどっちでも良いですわね。


ただ2点、気になることとして、
本人が納得して保有できるか、が重要です。


例えばVOOの方が信頼できるというのは…。
これはもうどうしようもありません。


こういう好みの差って案外バカにできませんで、
「持っていてなんかヤダ」と当人が感じるなら、
長期で持つのも結構嫌なものです。


暴落期間とか、わりとバカになりません。
好みは、ガチホ力に普通に影響していきます。


かといって当人が税控除とか再投資のうえで
SBIVOOに魅力を感じている以上…。


恐らく、VOOETFを持っていたら持っていたで、
「SBIVOOKならなあ~~~」とか後悔すると思います。


そう、結局好みの差というのはこのレベルでして、
どちらにもメリットを見出していて、
なおかつ他人の意見も聞きたいな、ってくらいだと
やっぱり多分どっちもってても後悔しますよ。


ほんとにVOOしか無理だったら
マジでVOOしか買ってないと思うので。


つまり、そういう好みの感覚は大事であれども、
恐らく今回なら無視できるか、あるいは、
一生付き合っていく事になると思います。


他のもう1点ですが、
すでにVOOETFを7割持っているという所。


それなのにSBIVOOを買うと、
もう同じ指数を2種類持ってしまいますよね。


そうすると計算が合わせる時にめんどくさいし、
SBIVOOは控除や再投資が不要だって言っても、
VOO本体を持っているので、
結局そういうことはやらざるを得ないわけです。


つまり手間的には大して開放されないどころか、
むしろ手間が増えて面倒くさい。


だからといってVOOETFからSBIVOOに
スイッチすれば楽になるのですけれど、
その際は税金の支払いが痛いはずです。


そのため、本来であれば、
VOOを元々7割持っていたならば、
もうVOOだけで良かったんじゃね、となります。


だからそういう場合だったら、
VOOだけでも良いんじゃね、っていうんですけど…。


この方はもう、買ってるんですよね?
新しくSBIVOOの新規買付け。


え、もう決まってるじゃないですか。
じゃあもうやっぱりSBIVOO投信で良いと思います。


今後もSBIVOOで良いでしょう。
最悪、VOOからスイッチしてもいいと思います。


まあその場合でもスイッチの際の税金が…なので、
シンプルに取り崩す際はVOOからにしていって、
最終的にVOOを無くせば、
配当再投資とか税控除も無視できるようになります。


といっても3割のうちのどれくらいかなので、
おそらくまだ後戻りできそうだから、
相談に来てくれたんだと思いますけども。


まあ、やはり、ぽすととしては、
投資信託の方がオススメします。


ぽすとも実際のところ、新NISAに関しても、
QQQ本体ではなくニッセイNASDAQや、
SlimSP500を購入しています。


いつも言っている通りに、
投資家の言っていることは、
その投資家のポジションに依存します。


ですから、やはりぽすとは投信びいきで、
ETFは今どきはあまり買うべきではない、
ということでこういう結論になりました。


一昔前なら違ったんですけどね。
投資信託はボッタクリでクソ運用だったんだけど。


ほんと、2018年あたりから、マジで、
投資信託の時代は変わったから…。


ということで、やはりSBIVOOを
オススメします。


断言しても良いね。
金銭的責任は取りませんが、
言動の責任はとっても良いです。


やはり投信!投信こそ至高!
現物指数の投信こそ最高!


今でこそレバETFとBTCなんて買ってますが、
ぽすとのポジションは指数寄りですし、
やっぱりインデックス投資家なんですよ!


というわけで、判断の一助になれれば幸いです。
できる限り具体的に答えました。


今後も皆さん、匿名の人たち、誹謗中傷以外なら
好き勝手コメントしてくれて構いませんよ。


特に個人的な私生活のエピソードや
投資相談でも一向に構わん。NGなし。


ただまあ、でもですよ?
ぽすとはまだアラサーで、社会経験も浅く、
1社しか就職しておらず、会社では無能。


ていうかそもそも金融知識も結局
ネットでさらっただけですので、
そこだけご理解していただければ幸いです。
(もし間違えてたらすみません)


お前のコメント待ってるぜ!
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8 件のコメント:

  1. ぽすとちゃんは真面目でいい子だね。この手の質問への模範解答は「サイコロを振って決めなさい」だよ。

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    返信
    1. まあ個別株レベルの話になるとぽすとの知識では追いつかないのでそう答えるほかありませんが、主観的には今はもうほぼETFより投信の方が良いと私は思っているので答えました。
      こちらとしても色々考えられて楽しいです。

      削除
  2. 早速とりあげてもらいありがとうございます。新規の気づきもありました。当たり前ですが、古くから投資しているオリジナルのVOOの方が利益が積み上がっており、最近買っている投資信託の方が利益がまだまだ少ないのも判断力を鈍らせている原因です。現状維持バイアスが遅れてやってきたような心理状態かもしれません。歯に衣着せぬ意見ありがとうございました。

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    1. こちらこそ、コメントありがとうございます。
      ぶっちゃけ今や大抵の同指数投信やETFは実はそこまで有意な差が出るほどじゃなくなってきてますが、やはり一度決め損じると長々と持つことになる以上、わりとストレスになるのでしっかり考えて決めたいものです。
      また何かあったら聞いてください、一緒に考えましょう。

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  3. 昔から3重課税がかかる投信は純資産が低い傾向がありますよね。
    つまり皆わかってるからこうなってるものと思われます。

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    1. あー、そういえばそんなのもありましたね。
      現物買付するSlim米国株とかと違って、SBI全米はETF買付ですからそこも違いますね。
      最近はSlimのようなマザーファンド経由の現物株式買付投信も多いので、その視点も抜けてました、ありがとうございます。
      まあSlim米国株は先物取引も混じってるらしいのでどちらを重視するかは人によりますが…
      実際はこの純資産の違いは単に設定時期と広報とリターンの差じゃないかなと思います。
      参照:https://www.toushikiso.com/blog/toushin/sbi-emaxis.html

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  4. スリムとsbi v ではsbi vだと思うけどな。
    sbiアセットはアメリカにあるから税制面で有利だから。
    但しアメリカ株限定で。

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  5. sbiアセットも日本法人でした。
    誤解を招く事を書き込みすみませんでした。

    返信削除

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