2024年10月15日火曜日

BTC・レバETF等、コスト無視してリターンとチャートだけ見てもね…


BTCのリターンを過去で見ると、
実際あらゆるアセットを飛び越えて
桁違いのリターンを叩き出しています。


しかしながらBTCは投資金額が率ではなく
額で増えれば増えるほどに、
税金か大いにかかってくる最悪のコスパです。


本業の所得とも合算される雑所得なので、
基礎控除と給与所得控除を除いたあとは、
最高で55%の税率がかかってきます。


これが実はかなりネックでして、
いくら株よりリターンを叩き上げていても、
税率の面で結局リターンが下がります。


半減期という怪しいアノマリーを
鵜呑みにしてフルインベストメントして、
タイミング投資で利益上げても税率がかかる。


こういう点を無視してBTCを礼賛するBTCホルダーは
Twitterでもめちゃくちゃよく見ますが…。


やはり私達は日本に住む都合上、
この税率計算は避けては通れないわけです。


この税率を無視してBTCのリターンだけ語るのは、
高配当銘柄で配当再投資のリターンを
課税を無視して語るのと同様の手口です。


というわけで、BTCに投資する場合は、
このような口先に騙されることはせず、
まずは綿密な税額計算が必要です!


特にBTCは底値から天井までの間のどこで
買うかでまったくリターンが変わりますからね。


2008年以降に設定されたレバETFである
TECLのリターンが絶賛されるのと同様に、
かならず実情を鑑みねばなりません。


(例えば私みたく、1BTC500万円前後で買うと
いくらBTCの最高リターンが高かろうと
結局その取得単価に左右されますから)


…と!
ところで実は、
レバETFも隠れコストがでかい(らしい)のです。


すみませんこれはぽすとは
よくわかってません!


でもかかるらしいんです!よくわからないけどー!
(だってレバETF解説してるサイト少ないもの!)


レバETFはその1%強の経費率のうち、
さらに2~3%の隠れ金利コストがかかるとのこと。


と、いうのが、かきすけさんの
サイトに書かれています。


SPXLの1日の値動きは、
S&P500配当抜き指数の1日の値動きを3倍したものに、
1日分の配当の3倍を加え、
年率2.15%の固定コストと、
1日分の金利の2倍を差し引いたものである。
(※引用)
https://note.com/seasonsoda/n/n0fa9d4944659


だからレバETFもチャートだけ見ても、
実際に投資するのとではかなり下方に乖離します。


くわえて、よくネットで言われる減価以上に、
この先物取引の実質コストで
実際の所かなり下落していきます。


(だから本来は、レバETFを批判する場合は、
こういう点も含めて叩くべきなのですが、
レバETFアンチはそこまで調べられていないので、
こういう弱点を批判すらできていません)


まあそもそもがレバETFは先物取引を
「1日の間で」あーだこーだして
よくわからんことして買ってるアレです。


だから実際にQQQを信用取引するのと、
私達がTQQQを買うのとでは、
経費率を差し引いても別途差が出ます。


具体的には、レンジ相場ありきでは
自分でQQQを先物取引するほうがリターンが高く、
上昇相場では複利が乗っていくために
TQQQの方がリターンが高い…らしいです。


といったことから、やはりレバETFも、
かなり分が悪い賭けです。


ぽすとみたいに長期投資で一発逆転を
狙おうとするのはマジで気が狂ってます。


…そもそも、実際に投資してるくせに、
なぜここまで調べて伝聞調なのか!?


そう、それはぽすとも投資してるくせに、
よく理解していないからです。


理解はしていないけど、
だいたいそういうものなんだろうなって思ってます。


いやわかんねえだろ。
難しいって。


かきすけさんのサイト見ても、
あんまよくわかってねえもん。


…で、例えば他にも、インデックス投資でさえ、
実際のところもろもろかかっています。


VOOとSP500投信のどっちが得なのか、
という理屈もよくネットでは言われますが…。


VOOの経費率に対して、
SP500投信の方が概ね0.数%高いです。


他にはVOOの場合配当が出るので、
配当控除をしなくてはならないのに対し、
SP500投信は大体がその必要がありません。


SP500連動投信の方は、
マザーファンド内で再投資してくれるので、
配当控除もする必要がなかったりだとかなんとか。


じゃあそのマザーファンドがなんなのか言われると、
実際のところぽすともうまく説明ができな…。


他には、VOOはつい最近になって
購入手数料がかからなくなって、
SP500投信との差がまた縮んだりしています。


しかしVOOはETFのためドルで買わねばならず、
ドル転の際の為替手数料もかかります。


…といった感じで、こと現物指数一つとっても、
やたらと細かいわけのわからんコストが
細々と意味不明にかかってるわけです。


まあ上記2種の投資信託とETFの違いでは、
どうせ小数点以下のリターンしか差がつかないため、
結局のところ無視しても良いんですがね。


…逆に言えばBTCに関しては、
所得にくわえた雑所得の税率が
数十%かかるので無視ができません。


そしてレバETFに関しては、
経費率と減価でそれこそ数%動くので、
これもまた無視ができません。


…まあ、ある意味これだけわちゃわちゃしてるので、
ネットでの比較記事もイマイチ
信用できないのも仕方ないかもしれませんね。


ぽすともわからないなりに調べて、
なんか、ともあれ、なんか色々かかってんだな、
くらいまではわかってきました。


その理屈についてはわかりましたが、
理論についてはふわふわしてるので、
上記に述べたとおりです。


でも、一番私達の実世界の投資に必要なのは、
理論や机上の空論そのものよりも、
「実際に投資した際にどう関わってくるか」です。


それぞれざっくりと調べてまとめ上げた結果、
まず上述の通り、現物指数に関しては、
VOOも投信もろくに差がないこと「は」わかりました。


そのうえで配当控除は若干大きいコストのため、
ぽすとみたいなバカどもには、
やはり圧倒的に投資信託の方が良いわけです。


その、「投資信託が良い理由」も、
昔と比べて低コスト・ノーロードになってきたため、
という理屈自体もわかったのです。


他には、レバETFに関しては、
これら3~5%の実質コストがかかるとはいえ、
GoogleやBloombergのリターンでは、
現物指数にかなりリターン差を付けています。


最近で言えば、5年前に一括投資すれば、
Googleのチャート上では、
4倍以上リターン差がついています。


ってことは、どれだけ実質コスト差し引いても、
「リターンを上げる見込みがある」ってことです。


こういう「無視できないコストの大きさ」を
「無視できるリターンの大きさ」で
「無視して投資できる」のです。


他にも他にも、BTCのクソ高い税率ですが、
これも自分なりに計算して、
なんとか株よりも抑えようとしました。


結果的に、自分の所得を含めて、
下記金額までは株の分離課税よりも
得なんじゃないかと思っています。


・在職時870万までの雑所得が分離課税と同率
・無職時200万までの雑所得が分離課税と同率
 →※社保継続・年金免除時は完全に不利

(※)
BTCの総合課税と株の分離課税の損益分岐点を計算
https://mailbox009.blogspot.com/2024/06/btc-btc.html


…絶対どこかしらが計算ミスありそうですが、
調べてもよくわからないんだから仕方ない(涙)


実は住民税や所得税よりも、
健康保険料の方がBTCの税率で一番
きついところなんじゃないかという視点が
自分で調べてわかった範囲です。


そのうえで計算すると、
恐らく上記の利益の範囲内ならば、
たぶん分離課税より得!…と、思われる。


くわえてBTCは、実は、指数投資とかと違って、
管理手数料がかかりません。


ですから維持費はほぼなかったりします。
なお取引手数料は0.15%ぐらい取られます。
(さらに販売所で買うと5%ぐらい取られる)


ついてに他にも、実際のところ少額投資は
株の分離課税を乗り越えて実際最効率です。


先の記事でも書いてありますが、
年金や保険料控除を使う場合、
つまり利益を年間43万円以下にすれば、
分離課税よりも明確に得になります。


利益が43万円以下なら、
全額非課税になり、かつ、
健康保険料とかを控除できるためですね。


もちろん43万円を超えるとまた別で、
200万以下までは分離課税より得な計算です。


逆に分離課税は控除額とは無関係なので
無職の時にいくら売っても良かったりします。


…てな感じで、複雑です。
税金、経費率、金利コストなどなど、
わけのわからんコストが多すぎます。


信用、先物取引もそうですよね?
完全に門外漢なのですが、
それらも別のコストがかかるんですよね?


あとは不動産取引とかも、
あれらも不良債権化したり、
リターン以上の労力が裏にあったりします。


シーゲルとやらの高配当投資だって、
あれ日本での税率とか再投資の税率とか
絶対考慮されてないでしょ?


だから高配当再投資戦略も、
アウトパフォームするとかも眉唾なんです。


(そもそも高配当銘柄だからではなく、
その銘柄のリターンが高かっただけではないか、
という生存者バイアスの可能性もあります)


むろん、当然、これらの計算って、
その人個人の所得で変わったり、
控除を使うかどうかとかでも変わります。


だからそこらのブロガーがチャートだけで
どちらが優位か比較したりするのも、
しようがないところもあるんでしょう。


でも実際に取引する私達はそうもいかないので、
ちゃんとコストなども考慮しないと駄目です。


リターンだけを見るのではなく、
チャートだけを見るのではなく、
それらの実利益がどうなってるかも大事です。


(ぽすとは楽なので良くGoogleチャートを
引用していますが、あれも概算だと思ってください)


つーかぽすとだってこれらが正しいかも
よう知らんし…。


でも買わざるを得ないんだよな。
指数じゃとてもFIREできないんだから。


…いや待てよ?
そもそもぽすと自身、指数とも
ちゃんとリターン比較ができていません。


資産公開までして実リターンを計算してますが、
証券会社への入金や、為替や、積立などで、
指数とは明確に比較できていません。


たまにアンチコメでリターン比較されて
煽られたりもしますが、そいつらも、
正しいデータ出してくれるならまだしも、
一括投資だったり円建てだったりして、
アテにならないので使えません。


クソ、マジで煽るくらいなら、ぽすとと、
金利と為替と同額での積立投資と
売買タイミングを加味した具体的なEXCELくれよ…。


このタイミングでBTCを買っていたら、
このタイミングでレバETFを買っていたら…。


いやでもそのタイミングだと
税金がこれだけかかっていたことを考えたら…。


なんていくらでも
考慮してしまうわけです。


あ、頭が割れそうだぜ…
俺としたことが…。


もう過去は変えられませんので
悔しいとかは無いですけど、
せめて知りたいじゃないですか!


現実に即したちゃんとした利益を!
チャート上だけの理論じゃなくてさあ!


私なりに、資産公開チャートでも、必死に、
馬鹿なりに、現実の利益を調べています。


ほら!ブログのタイトル下見てくださいよ!
ちゃんと確定利益や課税損まで書いてるでしょ!?


クソ、マジで頑張ってます。
これだけガチャガチャしても、
なんの利益にもならないっていうのに…。


ともあれ、ほら、今現在の額だけは、
マジで本物です。
計算間違えてるかはしらんけど。


これを読者を煽るためだけに偽っても、
ぽすとが後でブログを見返した場合、
ぽすと自身が混乱するので、やってません。


低所得者が、果たして、現実に、実際に、
レバETFとBTCでしっかりリタイアできるのか…。


これからもチェックだ…。


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8 件のコメント:

  1. 投信も売ったら20パー取られておんなじ事なんで。
    自分は特定は日経のetfでnisaは3重課税のない投信にしてるよ。

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    1. レバはコスト高えしBTCは下手すると20パー超えるしでいやんなるぜ

      削除
  2. ぽすとさん、こんばんは。薔薇の艦隊のエディです。

    レバレッジETFについて、マネックス証券の説明によると次のように書かれています。(レバ2倍の場合の話として)

    「実際のETF等の価格は、信託報酬等のコスト負担や先物市場の値動きにより、1日であったとしても「原指数の2倍」といった運用目標を達成できるとは限りません。」 (引用 https://info.monex.co.jp/policy/risk/leverage-etf.html )

    これは全くその通りで、日々のチャートの値動きをリアルタイムで観察していれば体感でわかることですね。S&P500とレバ3倍のSPXLをリアルタイムで比較して観察していてもそう感じます。

    それでもなおレバレッジETFに魅力を感じるのは、
    ①証拠金という形で資金拘束されることのない自由がある。
    ②強制決済の無い安心感がある。
    ③限月を意識する必要のない時間的余裕がある。

    その代わり、「逓減」(広い意味での減価)のリスクがあるのは事実で、
    リバランス運用で自力で回避する才覚が必要になると考えています。
    S&P500に勝つのは容易ではありませんが、運用次第で勝てる可能性があるのが
    レバレッジETFの魅力というか魔力だと思っています。

    実際、2021年9月7日からSPXLの買付を開始して、2022年ー2023年の爆下げに苦しみながらも、それを逆手に取ってリバランスした結果、逓減分を補って余りあるアウトパフォームを実現できています。2024年10月11日終値現在、期間比較でS&P500が 1.286倍の増加に対し、我が薔薇の艦隊は、1.630倍に増加しました。

    売るタイミングさえ間違わなければ、売却時の約20%の税金も苦になりません。NISA採用されないのが残念ですが、税金を考慮しても勝算が見込めるところに、長く続けてこられた理由があると思っています。

    長文失礼いたしました。リスクを取って高みを目指す同志として、ぽすとさんの今後の展開を楽しみにしております。

    返信削除
    返信
    1. エディ王子!
      流石です、やはり戦略的なレバレッジ投資ができていて王子は素晴らしいですね。
      特に期間比較ちゃんとできてるのが尊敬します。
      ぽすとのリターンは結果からの逆算しかしてないからもうよくわかってないぜ…w

      レバレッジの内包するコストは先物どころか金利にもあり、正直思っていた以上に重い上に把握するのがかなり厳しい…
      というか把握しても結局リターンにならないので、実際はそのとおり、売買のタイミングと、減価を考慮したナンピンがなにより重要なんですよね。

      CFDや信用取引とはどう違うのか、またそれらをかけ合わせで使ったり考慮してるブロガーが少ないため、優劣はやはりいまいち分かりづらいですが、取引自体は買うか売るかと単純なのでぽすとは今後もレバレッジETFに頼りたいです。

      削除
  3. お久し。
    近日中に貸別荘を同時5棟オープン控えて久しぶりに3ヶ月ほど労働中っす。
    自分のプラン計画したものが出来上がる過程が、小説や漫画書くのと同じで趣味化してるね。

    投資だとBTCは、高所得者には正直分が悪いのでやりたくない。
    レバETF経費のとこ見たけど、知らんかったから参考、勉強になった…w
    昔持ってたとき、3倍の値動きすんなら、アメリカ株が右肩上がりだし買った方がいいじゃんウェ~イで買ってたからかなりのアホだったw

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    返信
    1. 実力がダイレクトにかかる不動産はぽすとには楽しめそうにない…すごいですね。
      絶対ハゲる自信あります。

      BTCは高所得者にはマジでメリットないですからね。
      少額投資でも税率爆上がりしたりするし。
      逆にレバレッジETFはどれだけやっても20%までなのがいいですね。
      しかしこの記事のとおり、見える範囲でだけでも裏でかなりのコストがかかってることを考えると、エディ王子ばりに本来はちゃんと運用すべきでしょう。
      VIX指数を参考にしたり、引用記事の通り米国3ヶ月国債が特定以下だった場合にのみ運用する、というだけでも十分戦えそうな気はしますが。

      ぽすとはノリで買ってます。
      ほぼずっと売ってないし。

      削除
  4. ある企業で、日本での金融教育について対談形式で述べていたものによると。
    金融教育を教えるのはよいが。
    今までの教育で学び卒業した人はどれだけ内容を理解できているのか?
    金融教育をするのはよいが少なからずの税金を使用するわけであり、無駄になりはしないのか?
    と言っていたよ。

    返信削除
    返信
    1. ぶっちゃけ答えはないと思うので無理じゃね?とは思いますが、分離課税や総合課税や特定口座やNISAとかの制度はしっかり教えたほうがいいと思う。
      …まあ、忘れるか。普通にそんなの

      削除

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