2020年12月6日日曜日

複利が乗るってことはそれだけリスク取ってるわけです。


当ブログの管理人であるぽすとですが、
投資家とは名ばかりでただETFに入金する人間であり、
あくまでネットでさらう程度の知識しかありません。


一応当人は正しいと思ったことを書いてますが、
まあ何かしら間違えてる可能性も否定できません。


しかし、実際に自分で実践しているので
ある程度発言の責任は持てます。
かりに間違ってるなら私も大損なので、問題はないでしょう。


さてこうして予防線を張ったところで、
ところで、以前SOXLの記事において、
5年平均リターンが73%超えたとお話しました。


単純な複利計算では50万が10年後に
1億2000万になる計算です。


もちろんこれはうまく行き過ぎた場合…。
と、いうか、今のペースで行った場合です。


いや?うまくいくかっていう表現だと怪しいですね。
1年前からずっとガチホしてたら、
コロナショックとかいう大暴落に直面したわけで、
瞬間最大風速で-80%ぐらいは行きましたし、
あれって有識者に言わせれば失敗でしょう?


でも、現に今だと、
コロナショックを経ても通年リターンは
+121%くらいとか軽くふざけています。


つまり、いかに-80%近く暴落しようが、
償還の危機に晒されようが、
5年平均リターンが73%を10年維持できれば、
理屈上は何の不思議もなく実現可能なのです。


シーゲルだとか、米国株が右肩上がりだとか、
過去の動きから割り出した理屈を信じるのなら、
リーマンショックを超える暴落率を経ても
償還も倍率変更もされないどころか
過去5年で73%リターンを叩き出してる
SOXL等レバレッジETFを信用しないってのは
道理に合いませんね?


減価…???
え~~~?減価あっても+73%ですけどぉ?????


暴落率…???
え~~~?償還怖いとか言ってる間に追加投資しとけば
今ごろ600%ぐらい反発上昇とかありえましたどぉ??


さて、そんな都合の良い面ばかり見ていても、
結局の所私のポジショントークにしか過ぎません。


皆さんがいかにレバレッジETFをやろうが
私には一銭も入らないので知ったコッチャありませんが、
皆さんは絶対にレバレッジETFなんてしないように!
私はしますけど!!皆さんは絶対しないように!!


じゃあ実際にそれがもし本当にうまく行ったとして、
果たして初期投資50万円だから低リスクかといわれると、
実はリスク自体はなんだかんだバリ高いんですよね。


なんで?と言ったらこれがまた複利の
複雑なところであって…。


複利、複利と発狂したかのように
あらゆる投資ブロガーは言いますが、
複利が乗った資産をそのまま継続投資するとその複利分だけその時点でのリスク自体は増すんですよね。


これがまさに詭弁であっても詭弁でない。
同時に事実でもある複利の恐ろしさ。


だって複利上昇で最終的に1億2000万行くとは言え、
初期投資の50万円は5年目で774万円になるってことですよ?


実質6年目からは774万円に×+73%の
期待リターンがかかってくるとして、
それってつまり774万円投資しているのと同じこと。


これが複利じゃないですか。
利確したら774-50=724×20%=-144万円課税で、
+629万円の資産がその場で手に入るのに。


774万円でも税引後の629万円でも良いですが、
結局その時点でそれだけの利益をあえて見過ごして、
それで増加に賭けるってことはその時点では
実資産においてそれだけリスクを取っているわけです。


最初期の元手は50万円しかリスク取ってないので、
リスク選好度もリスク許容度もバリ低いですが、
5年後には実際は630~770万程度のリスク取ってます。


つまり例えば私なら年収2~3年に匹敵するリスクです。
どう考えてもこれがレバレッジ3倍に投入されるのは
それなりに高いリスクであることは間違いないでしょう。


そんで下手すればここからコロナショックみたいに
-80%暴落したら774万が154万円になってしまいます。


複利ってのはリターンだけ爆増するわけじゃなく、
リスクも同じくらい増えるってことをよく考えて、
レバレッジETFにたった十数万円投資するのでも、
実は低リスクであっても途中から高リスクになるという覚悟で、
全力で握りしめることが必要なんですね。


ま、途中で利確しても良いですが。
元手は大いに回収できても、その場合-20%確定ですけどね。
(高配当投資はこれを-30%でやってもう一回投入する複利投資)


こっちはいわゆるレバレッジのリバランス運用です。
-20%をとって-80%のリスクを減らすことで、
そのカネを暴落時に再度レバレッジに投入するか、
あるいは現物に投資するかは好みですね。


…しかしね、ちょっと振り返ってみませんか?


5年後にかりにうまくいったとして。
629万~774万ということは、12倍~15倍。
トータルリターンは1168%~1450%…。


かりに大暴落で-80%でも、
50万の元手が154万…。
つまり、5年で3倍、208%。


インデックス投資が5年で1.4倍、40%、70万。
10年で2倍らしいですけど…ん?????


あれぇ、これって…???????


…やっぱりリスクを取らない選択肢はありませんね?



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2 件のコメント:

  1. 用語としてそれをリスクと表現するのは違和感ありますね(リスクはあくまで率なので)
    あえて呼ぶなら変動幅とか変動額が良いと思います

    返信削除
    返信
    1. 複利が乗ると、変動額が増え、それでリスクが増加するっていう意味合いだと思って述べましたが、投資用語だとまた違うんですね。
      いまいちリスクって言葉の意味がわかってません。

      削除

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