投資に詳しいとか投資歴なんてアテにならない。そんなのよりインデックスを信じろ！

意外と驚きなのが、時折SNSのDMなどでも、
「おめー2018年投資のペーペーなのに調子のんな！」
「投資に詳しくないのに投資論語るな！」
とまるで老害のようなクレームが来ます。
こんなこと言う人リアルでいるんですね。


そういえば米国株ブログ村でもひときわ投資歴の浅い、
若年層ですね私。
いやまあ、投資ブロガーとしては並程度みたいですが。
（一部のブロガー以外はだいたいリセッション時に消滅する）


とはいえ、投資に詳しいとはどれぐらいを指すのか、
はたまたどれだけ投資に詳しければブログ記事を書いて良いのか
などといった指標など存在し得ないわけで、
正直なところむしろそういう考え方の方が古くて浅いとしか言いようがありません。


さらに、投資歴が長い人や、
たくさんの相場を経験してきたバフェットでさえ、
最近は未だに失敗を繰り返したりなどしているわけですから、
結局技術や経験があっても運などでいくらでも覆ってしまうことは明らかです。


そもそもバフェットは近年急成長したハイテク銘柄に対して、
わからない、ついていけないと言って買い場を逃し、
最近ようやく遅れて投資し始めたりもしていますから、
過去通用していた株式市場へのアプローチ手法が
技術革新や時代の変遷で通用しなくなってきている可能性もあり、
かえって昔のやり方に拘りすぎてしまうのも良くないということだってあります。


というか、私がやっている投資は長い歴史を持ち、
実績と信頼を多くの人から集めるインデックス投資。


発端はバンガード社の1975年末にまで遡りますから。
私自身はそりゃ浅いかもしれませんが、
やっている投資自体にケチをつけるということは、
それこそインデックス投資を勧めている古株バフェットを否定するのと同義だし、
他大多数の古参投資家も軽んじていると言えるでしょう。


いやはや、誰もが最初はにわかだったはずなのに、
まさかこんな面倒くさいオタクみたいな派閥も投資界隈に存在するとは…。


私もそうならないように反面教師にしなくてはなりませんね。


残念ながら、たとえ投資歴が長くても、
投資手法をコロコロ変えていたら「一貫性がない」と批判されるし、
ずっと一貫していたら「時代に適応できないクソダサい投資家」などと、
それぞれどんなやり方でも結局批判されてしまいます。


時代ごとに投資手法を変えなきゃ勝てないというのもあるし、
かと言って投資において不変の技術だってもちろんありますから、
ようは結局、こんなのに答えなんてないってことです。


ただ、少なくとも、
米国および先進国インデックス投資においては、
この40年近くは概ねずっと右肩上がりです。


こちらも、これから先までずっとそうだとは限らないですが、
各国の人類すべての経済成長に期待し、明確な指標にずっと投資するため、
個々人の主観や考え方、投資観よりはよっぽど信頼できます。


投資初心者も、また自分の投資がうまく行かない熟練投資家も、
長期的に安定したリターンを得たい場合はぜひインデックス投資を！