2025年以降のビットコイン売却戦略

耐えに耐えまくってビットコインを
できるだけギリギリで売りました。


2024年は、まだ10.5万ドルよりも
上がったり上がらなかったり。


当然ベストではないですが、
10.5万ドルはそこそこ良いタイミングで売れました。


テクニカル的にはまだまだ上がりそうでしたが、
クリスマス利確なる話もあったので、
ギリギリ売れたのが12月半ばだったということです。


実際には、確か10万8000ドルあたりが
トップだったかと思います。


ぽすとが売ったあとは9万ドル前半ぐらいで
ずっと推移していたので、売り抜けは大成功でした。


もちろん、この売却の良さみは、
2024年限定で、という話です。


2025年はより値上がりする想定です。
（もちろん下がる可能性もあります）


ですので、税率上は明らかに有利になりましたが、
今後の利益は押し下げる事になりました。


ただ、ぽすとの私事、都合上、
最大限に社会保険を延長しても2027年まで。


国民保険にした場合は明確に
分離課税より不利になりますので、
2025年までには多くを売る必要がありました。


そのため、2024年に多くを処理しました。
かなりベターです。あくまで税制上はね。


さて、その理屈で言えば、
2025年もビットコインの処理が必要です。


すでに半分売ってしまいましたが、
まだ0.68BTC、1100万円ほどあります。


今後、分離課税よりも有利になるのは、
社会保険料で計算される2025年までの間の
おおむね総所得400万程度までの売却と、
それ以降は所得控除48万以下レベルでの売却です。


逆に来年、今の10万ドル前後で
すべて売却すると仮定した場合でも…。


利益が800万ぐらいだとすれば、
せいぜい25％ほどの税率なので、まあ許せる程度。


そう考えると、2025年にも、
大まかに多くのビットコインを
処分していった方が、税制上は有利です。


むろん、今後ビットコインも分離課税に
なったりしたら、関係なくなりますが…。


向こう数十年は怪しいんじゃないか？
結局全然そんな気配ないですよね。


前々から言われまくってるけど、
結局全然検討されてない気がするし。


さて、もう資産成熟期にあたるので、
投資戦略と言っても、もうBTCは買いません。


残り0.68BTCを、あとはどのように、
いくらか売っていくかが要点です。


正直、無職でも無理に基礎控除以内で
BTCを売り切る必要はそこまでありません。


多少税制が分離課税と同様か有利か、
あるいは税金の控除率が下がるかどうか、
というだけの話ですから。


ですが、毎年国民年金免除申請したりとか
し直したりだとか、めんどくさいだろうし、
43万円以下にして健保負担も最小にしたいです。


ですので、免除と減免を使いたくて、
一切働かないフルリタイアを目指している
ぽすとしては…。


やはりビットコインは、死ぬまでに
雑所得43万円以下になるように売っていきたいです。


ついでにビットコインは売却税と相続税が
ダブルでかかってくる資産なので、
まじでほとんど残す必要は薄いです。


老人になってからも確定申告させられるとかも
普通にアレだし。


そういった事を加味して、
「社会保険料の算定範囲内に入る
2024年、2025年で大部分のビットコインを売る」
「2026年以降は所得43万円以下で売る」
という戦略は、前から考えていました。


所得43万円以内と言いましたが、
あくまでそれは利益が43万円以下ということで、
50万とか60万売っても大丈夫なはず。


ただ、いちいち利率を計算して売るのがダルいので、
シンプルにBTCを43万円ぶん売ることを目標に。


副業収入で多少
基礎控除とか超えちゃうかもしれませんしね。


で、すでに2024年は半分売ったので、
あとは残りの2つが主な戦略です。


現在のBTC価格は日本円で1500万半ばなので、
ぽすとのBTC資産も1000万、利益も800万弱。


もし今後も上がらない前提で、来年に一切売らず、
年間43万円になるように売っていくと、
あと23年間はビットコインを売れます。


実質、毎年43万円が
常に手に入るようになります。


しかもこれなら、非課税です。
分離課税より完全にお得。


国民年金は免除できて、国民保険も7割減で。
（副業含めて、所得が43万円以下なら）


…うーん？ただ、逆に言えば、
値上がりしないと、23年しか持たないんですね。


ビットコインがその間今より上がらない
可能性が果たしてあるのだろうか？


…いや、それこそ、逆に、
ビットコインが無価値になる可能性もあります。


半減期アノマリーも薄まってきていて、
すでに純資産額も大きいアセットですから、
逆にボラや値上がりがなくなる可能性もある。


しかし、それくらいの規模のアセットを、
今後一切持たずに株と現金だけで
フルリタイアするのも、それはそれで怖い。


ですから、まあ、どっちに転んでも
わりとリスクはあると言えます。


売らずに放置しまくってたら、上がりまくって、
逆に一生売れないまま…とかもなるかもだし。


現在、0.68BTC＝1000万ほどしか保有しておらず、
思ったより上がっていないのが計算違いでした。


数年前は、今頃には20万～40万ドルの想定で、
2024年に売るにしても0.3BTCほどにしといて、
1BTCぐらい保有しておく想定だったんですけどね…。


今回は果たしていい感じの高値で売れましたが、
これでも想定より低かったんですよねー。


あるいは、ちゃんと2025年も多く売って、
少し残しておくとかもある。


具体的には、0.58BTCを売却して、
0.1BTC（100万円）だけ残して、
あとは適当に…とかどうでしょう。


それだと残りはたった150万なので、
翌々年ごとに43万円も売っていくと、
4年もたたずなくなってしまいます。


ですから、ここで売りすぎても
すぐなくなってしまう可能性や、
今後の値上がりやアセット分散ができません。


ほかに、そもそも、来年売らなければ、
雑所得による国民保険料の増加もなくなります。


すると、わざわざその対策に、

社会保険料を2027年4月まで
延長する必要もなくなります。


2026年4月ごろまでの延長で済み、
2026年5月からは無職で国保7割免除のため、
国保は年間でおよそ21000円にできます。


社会健康保険料継続の場合は恐らく、
健保のみで月5000円なので、年間6万…えっ！？


あれ、思ったより差がつくかも。
1年毎に4万円程度は、分離課税より

社会保険料ぶん不利になるか…


まとめたら、こんな感じ。


3年前の想定
・2024年あたりで1BTC＝20～40万ドルの予測だった
・そのため、ひとまず2024年に

　0.3BTCほど売って、1000万ほど現金にして、
　1BTCは保有を続けていこうとおもっていた。


去年半ばの想定
・休職という予測していなかった事態により、
　社会保険料の維持が2027年までにしかできず、
　2025年までにある程度売る必要があると気付いた。
・2024年が思ったより上がらず、
　10万ドルで半分売るはめになり、0.68BTCを処分。
・残りの0.58BTCぐらいを2025年に処分し、
　0.1BTCは翌々年以降43万円ずつ売却予定


今の想定
・現在のBTC価格程度だと、0.1BTC程度残しても、
　たった150万円にしかならず、4年も持たない。
　今後のフルリタイア生活に使うには心もとない
・しかし、売らなすぎてもBTC保有リスクがある。
・しかも、売らないとリターン低下のリスクもある。
・しかし、売りすぎてもBTCを持たざるリスクがある


といったように、ある程度指標はもともと
決めては居たのですが…。


行き当たりばったりだったり、
不足の事態だったり…。


まずそもそもビットコインくんがあんまり
値上がりしてくれてなかったために、
色々とまた軌道修正する必要があると考えました。


まあ、もともとこういう資産運用は、
軌道修正ありきでやってます。


かちっと定めるのではなく、
柔軟にやることこそが個人投資家のメリットです。


それこそ、Slim先進国のガチホから、
QQQ、TECL、BTCなどいろいろとやってきたのは、
個人の趣味や思想や好みとか無視して、
全てフルリタイアするためだけの目的ですからね。


ま、やはり、結局は、
今年どれくらい上がるかでも
また変わってくるかなあと思います。


半減期アノマリー的には、
やはり今年も大きく売って、
また次の半減期前に買い直して売る、
とかの方が利益的には良いです。


ただ、その場合はもう社会保険料でリカバリーは
できないため、多分やりません。


ですから、その手法は多分取らずに、
今年はどちらにしろいくらか売ろうとしています。


それが、大きいか小さいかだけで、
ある程度はビットコインを残そうかと思います。


その際に、もしよく翌年度のBTCを
基礎控除内に売っていく事を考えた際に…。


まずもってどれくらいBTCを残し続けるのか、
BTCをポートフォリオにどれだけ残しておくのか、
ということを改めて考えようと思います。


前は、レバETFもBTCももっておきたくない、
現金や投資信託だけで良い、としていましたが、
やはりアセット分散というメリットも欲しい。


思ったよりビットコインも崩壊しづらそうなので、
崩壊しない場合に備えて保持しておくことや、
崩壊した場合にリカバリ可能な分だけ売る、
という事も、多角的に考えているわけです。


また、もっと言えば、翌々年からは43万円ずつ
売っていくというのも、あくまで理論値最大の話。


半額の20万ずつ売っていけば、
0.1BTC＝150万ほどの今の価格なら、
0.1BTCだけでも7年くらいは売れます。


ついでに次の半減期にもまだ残っているので、
もしかしたらもっと寿命がのびるかもしれません。


計算をもっと詰めていくと、
もう30～40年後あたりの年金の事を考えると、
年金の前に使い切るぐらいがちょうどよいかも。


年金も控除があるとはいえ、
BTCとの利益が入ると、住民税非課税世帯になっても
国民保険料は免除できなくなりますし。


とすると、30～40年☓20万＝600～800万ほどの
BTCを残して置くのが、具体的にベターかもです。


そしてここにBTCの将来の値上がり益が
どう関わってくるのか、
そもそも来年はどれくらいになるのか…も要点。


と、諸々と考えているわけです。
あまりに長くなりましたが、
一応はちゃんとBTC戦略は考えています。


シンプルに、ビットコインだけ買って、
それだけでフルリタイア！とするには、
資産も買付額もタイミングももう間に合いません。


税制上有利で、そして現状の状況から考えて、
どれだけより良くフルリタイアに使えるかを、
今の段階から考えておくのは重要です。


そしてそれらの予測や展望をすることで、
BTCの値上がり、崩壊。あるいは分離課税化など。


国の基礎控除上限の上下や、非課税世帯への扱い、
ほか様々な税制などを含めて途中で変貌するとしても
また折々にうまく使えると言うことですね。


ということで、再度、再度、
考え直してまとめると、こんな感じ。


現時点の1BTC＝1500万の価格での運用戦略
・今後、半減期に関わらず多分買増はしない
・2025年に9割のBTCを売却して150万だけ残すか
・2025年にすべてのBTCを一切売却せずに
　43万以下程度に売り崩していくか
・ともあれ年間控除以下の20～40万の所得に抑える


柔軟にするため明確には決めていませんが、
来年でどちらにするか2分くらいには絞りました。


うるか、うらないかは迷いますが、
売る場合はある程度売って社会保険料継続か、
売らない場合は所得43万までに押さえて
社会保険料を継続しないか、になりますね。


どちらが手堅いか、はまさに
BTCが今後どうなるか次第ですね。


まあ、あくまでさんざん
前置きしていた通り、税制上の話です。


本来半減期ごとに買ったり売ったりした方が、
利率も高いので、税制や手間さえ考えなければ、
普通にそっちのほうが期待値高いですがね。


もちろん、そうせずに少しずつ売っていく方法だと、
結果的にアンダーパフォームする可能性があります。


まあそこまでいけば
実質フルリタイア達成済みですから…。

目的が達成できているのなら、

正直、リターンはどうでもいいのです。


ちなみにこういうやり方をするメリットとして、
BTCの利益売却分があるので、基礎控除の上限が近く、
働く必要がないし、働けなくなります。


まあもともとフルリタイア想定ですけど。
無理に副業をする必要もなくなりますね。


むしろ計算しづらくなって邪魔だな。
国民保険料の免除額が上がれば
別に雑所得はそのぶん上げられるんだけど。


今の状況みたら、少子化もそうだし。
むしろ下げられそうな気がするんだよね。


なぜか基礎控除とかは最近上げろって
言う風潮が多いですけどね…。ふしぎ。
財源はどうするんですかね。