2021年12月23日木曜日

リタイア後に配当金だけで生活する想定ってのは…。


匿名だったりフォロワーだったりしますが、
「口数が減っていく恐怖に耐えられるわけない」
「リタイア後に資産取り崩しができるわけない」



と、資産取り崩しリタイアを否定されることは
ブログを始めてからよく言われています。


「保有している高配当個別株が
ずっと配当率5%以上を維持していてかつ
株価が下がらない前提で考えているような
お前に言われたくねーよ!」



「じゃあ高配当株が減配したらどうすんだよ!
そしたら売却しなきゃだから変わらんじゃん!」


「資産額より口数が大事って頭おかしいのか!」



…とか内心では思うのですが、私も大人ですので、
できるだけ言わないようにしています。


こういうカウンターが決まってしまうので、
リタイアを配当で賄うか否か、という意見は
そもそも筋違いであることは明白です。


本当にリタイアの成否を考えるなら、
配当だとか取り崩しだとかいう些事より、
まず「資産が足りるかどうか」という
部分だけ考えていればいいんですよ。


たとえ減配しても、
10億ほど高配当株持っていたら
そりゃそのクソ減配株を売ればいいし…。


売却時期に暴落して11億が10億になっても、
普通に売ればいいし十分賄えます。


「資産運用が正しくできているなら」
そこは些事でして…。


ですから正直、
これはどっちでもいいですね。


(インデックス現物投資と高配当個別株を
リタイア後にどっちが安心か、で戦わせるのは、
ぶっちゃけ後者がアホな気はしますけどね)


最悪資産が減っていても、つまりは、
ちゃんと死ぬまで資産が残ってさえいれば、
リタイア自体はそれで大成功ですしね。


なんなら、死ぬと同時に尽きても良いし。
別に労働を絶対しない、とは限らないしね。


「資産運用で生活費を賄えるか」
「投資先が正しいか」
という二点が主に目を向けるところです。


ただ後者に至っては、
単一の個別株を運用せざるを得ない高配当より、
そりゃあインデックス指数投資のほうが、
やっぱり安全性は高い。


さっきも述べたように、高配当銘柄は、
ふつ~に減配もありえるし、
指数投資と違って倒産だってするし。


「取り崩しが怖い」なんていう
オカルトじみた懸念が、
指数投資の安全性より重要だと考えるか否かで、
どっちに投資するかを決めればいいでしょう。


もしかしたら、私とかは、
指数現物投資の安全性や安心面よりも、
シャープレシオなどから考慮して、
ナスレバなどをそのまま運用しちゃうかも…。


ていうか、リタイア後に、
高配当銘柄の配当率で生活費を賄うって、
これ言ってる人よっぽど欲張りですよ。


いやいや、指数を見てくださいよ。
VYMみたいな高配当セクターでも、
配当率はざっくり3%前後よ?


世に言われるような5%以上は欲張りすぎ。
VOOは2%にもいかないんだぜ。


っていうか、配当で生活するっていうだけなら、
やっぱりVOOかVYMでいいじゃん。


個別株使ったままリタイアしよう、ってのが、
もう、私は優れた投資家だ、
これくらい高い配当率でも乗りこなせる、
という、驕り高ぶりなわけよね…。


3%じゃ低すぎるからって、
5%の配当率に手を出して、
それ前提でリタイア考えるって…。


もうそれ、レバレッジ投資家と同じだよ。
株価を見てないなら、それ以下だし。


まあ、どっちにしろ、
指数投資してたらこの中庸になるはず。


配当を重視していたら、
1.5~3%ほどの配当でなんとか生活できるよう、
VOOやVYMにめちゃくちゃ投資しないとダメだし。


あるいは値上がり益を取り崩すなら、
配当金も込みで考えて、
残りを2%くらい、少しだけ売るだろうし。


って、考えていくと、あれ?


配当だなんだ、ってこだわるの、
めちゃくちゃ馬鹿らしくない?


些事じゃない?ってなるよね。
それ一番の理由じゃないよね?って。


枝葉末節だとわかるんですよ。
普通はね…。


だから、配当額や率に拘ってるのはアホだし、
ぽすと自体は拘ってもいないわけ。


ただ、日々変動する配当率を、
固定倍率かのように想定して、
それでリタイア計画を建てるよりかは…。


年平均の値上がり益を想定して、
それでリタイア計画を建てるほうが、
無難だしわかりやすいよね、ってだけ。


てか、もし投資信託の場合は配当はでないし、
配当は自分でタイミングや額も選べないしね。


配当だよりで計画建てるよりかは、
資産がどれくらいかしっかり把握して、
取り崩す額とタイミング決めたほうがいいでしょ。


それを
「暴落時に取り崩すのは怖いから無理だよ!」
っていうのは、単純に目をそむけてるだけだし。
むしろ危ないでしょ。


配当銘柄も暴落するし、
暴落しながら配当出してるわけだしね?


「低迷時に取り崩したら回復できなくて終わる!」
って、それは資産管理が甘いだけだし、
低迷しがちな個別株である高配当銘柄こそ、
指数投資よりそのリスク高いじゃんってなるし。


口数や配当率なんてものは、
結局見せかけだけの些事なんですよ。


リタイアするにあたって大事なのは、
そういう見せかけだけの数値に騙されないで、
正しく資産を運用できるかどうかなんですね。


どう売ったら資産が減って、
売らなくても資産が減ることもあって、
上昇率が高いほうが下落しても
元本割れ自体はしないこともあって…って。


自分の想定リターンと資産額が、
自分のリタイア支出差し引いても、
マイナスにならないかどうかが大事。


これって、ただのさんすうなんですよね。


リタイア後にVOOより絶対に有利になる
高配当銘柄を言える人だけが石を投げなさい。


わい、それのっちに回すんで。
(他力本願寺)



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