そもそも長期投資するつもりがないことに気づく。

投資し始めの頃は、
安定上昇と複利に賭けてインデックス投資をしていましたが、


そもそもだ、早期セミリタイアに
「安定上昇・超分散」のインデックス投資は合わない。


リターンが低すぎる。
言ってしまえば常識的なインフレ頼りです。


インフレ率非考慮で年率平均7％のリターンじゃ、
いくらコツコツ、つったってなまじ複利も乗らんし、
早期リタイアとはとても相性が悪すぎる。


特に私みたいな低収入かつ
昇給が見込めない人間にとっては、
やっぱりどこかしらはリスク取って
大きなリターンをあげないと、
いつまで経っても早期セミリタイアができません。


はなから、先進国投資なんてものはミスマッチだった。
あの投資先はかなり安定していると今でも思うけど、
かといってじゃあ、「早期リタイアしたい低収入の私」
には微妙に噛み合っていない投資先だった。


しかし同時に、
NASDAQ2倍レバレッジの検証記事により、
たとえこのままのペースでうまく行ったとしても、
全力フルレバレッジおよび現物＋レバレッジでも、
6～8年前後の投資期間が絶対に必須だとわかってしまいました。


数年以内…というよりは5年以内の
20代セミリタイアは物理的に不可能です。


いえまあ、多分30歳ころには
今の投資方法だけでも2000万くらいいきそうで、
そもそも1000万でもQQQの5年リターン20％なら、
税引前で私の年間投資可能額200万ぐらい行くので、
その気になればやろうと思えばできそうですけど。


ただ親に納得とかしてもらいたいし、
辞めたらリカバリ不可なのもあって、
後顧の憂いとかなくしたいのでね。


もし仮に5年以内のセミリタイアを目指すにも、
1000万にすら達していない元手があまりにも少なすぎる。


軽く100％を超えるくらいの
テンバガー株に対して全財産賭けて
それを2回連続で成功させねば早期リタイアは
ほぼ不可能と言っていいでしょう。


投資初期はこれがなあ、
率的にはめっちゃ儲かっても額的にはぱっとしない。


それにリターンが高ければ高いほど高リスクだし。
当てるのがまず物理的に難しい。


QQQの5年リターン20％はほんといい感じ。
つかやっぱやべえって。現物のくせに。
ちょっと前のSPXLとさして変わらんぞ。


まあ、そんな調子の良いリターンでも、
7年ぽっちじゃ難しくて、12年くらいないと億もいかない。
だからレバレッジETFに頼らざるを得なくなったんだが。


結局、中庸ってところが良いんじゃないかな。
リスク取りすぎず、リターン減らしすぎず、その中間。


高リスク高リターンの部分は、
レバレッジETFにリカバリ可能な
一定額だけ張っておいて、
あとは手堅いETFでの運用という感じで。


ところで、最初期では、
「月10万、年で120万～160万の支出を想定」
「それなら年利で7％、2000万でギリギリいけるか…？」
なんてギリッギリなセミリタイア計画を立ててたけど、
やっぱりあれって思い返すと無茶だったなあって。


ガスがもったいないとか言って、
ペットボトルを窓際に日中出しておいて、
それをシャワー代わりにして風呂を済ますような、
そんな惨めなセミリタイアはやっぱりよく考えずとも
異常だし嫌だって気づいたんだよね。


やってる人いて、当時は感心したもんだけど、
いや冷静に考えたら、普通にキモいし。


特に最悪ITバブルで米国とか普通に10～15年くらい
低迷しかねないってことも最近調べてわかったんで、
そう考えると今のうちにハイリターン取っておけば、
早期リタイアも目指せて、資産の最大化も目指せる。


今のQQQ積立、TECL200万だけ、はすごいいい塩梅だと思う。
逆にこれ以上リスク取ると、今度はレバレッジが失敗したとき、
まともにリタイアを狙うことすら難しくなるからね。


…リタイア期間伸ばせば
そもそも高リスクな手法取る必要ないんですが、
早期リタイアを目指すのだとそうもいきませんね…。