年金を払うのは得か?損か?ずる賢く制度を使いこなすための知識
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平成30年度の国民年金の支払い保険料は月額16,340円です。
仮に20歳〜60歳までの40年間(全期間)しっかり払い続けると以下のような支払い総額になります。
16,340円✕12ヶ月✕40年=7,843,200円
この場合、65歳以降に受け取れる国民年金の受給額は年間779,300円になります。
つまり65歳から76歳までのおよそ11年間で現役時代の支払い分を取り戻せることになります。
はぇ^~、勉強になる…。
この場合、まともに払ってた場合は
繰り上げや繰り下げなしで、77歳時に780万をずうっと貯金し続けたのと同じ、
という見方もできますが、実際にはインフレ率を考慮すると、
年金はその支給時のお金の価値のママもらえるので、
実際はただ貯金するよりはお得です。
ただし、日本は資本主義のくせに死ぬほどインフレが起きない
クソ摩訶不思議な国です。
正直、預金でもそう変わらないかと思われます。
また、そもそも年金は支給額の減少や受給年齢の繰り下げなど、
どんどん改悪されていく懸念もあります。
そう考えると、金額以外のリスク面でも、
正直預金でもそう変わらないような…。
さて、これをもし自分で運用してみた場合はどうなるかを、
ちょっち簡単に試算してみました。
現在の国民年金は月1万6千円ということで、
それをおなじみインデックス投資に投資40年間ずっと積立投資してみた場合、
いくらになるのか。
40年間丸々投資するのは難しいように思われますが、
実際国民年金の免除デモしない限り日本国民は誰でもそれぐらい
年金に実質投資していますからね…。
さて、例えばインデックス投資の年利は
おおよそ年利4%~7%ですので、
40年間丸々投資していた場合は、
40年後には1800万~3970万円になります。
これを現時点での65歳での受給金額の年約80万円で割りますと、
国民年金と同等の金額で毎年取り崩した場合、
22年~49年ほど持つことになります。
つまり、国民年金を支払っていた場合、
65歳から76歳までのおよそ11年間で支払いのぶんを取り戻すことができますが、
インデックス投資の場合は65歳から87~114歳まで賄える資産を築くことが
できるようになります。
もうこの時点でインデックス投資のほうが得っぽく見えますね。
さらには、その投資資産は切り崩すときも
ゆっくりと解約し、相場に居続けることができれば
その間の値上がり益も期待できます。
加えて、年金の半分は税金より賄っており、
それは免除申請をした場合ももちろんもらえるため、
この金額に更に年額約40万ばかし支給されるわけです。
年金に回すべきお金を免除してインデックス投資に回していた場合は、
何もせずとも65歳から年間40万円もらえるわけですから、
やはり年金ではなく自分で運用したほうが明らかに得なわけです。
…と。
なんだか耳障りの良いこと言っていますが、
それはインデックス投資が本当に40年投資して年利4~7%を継続できた場合だけです。
また、それも低コストかつアメリカの市場平均の場合のみ。
新興国や日本株の場合はそうもいかないでしょう。
とはいえ、今までの歴史から見ると、
40年も長期投資できていた場合は年利7%を超えることもたやすかったわけですから、
そう期待しても何らおかしいことはないでしょう。
少なくとも、これから明らかに悪くなっていくことしかイメージできない
年金と比べても、自分で運用するほうが安心できる結果になると思えます。
何が言いたかったかというと、
ようはインデックス投資してさっさとセミリタイアして
年金は控除したほうがお得ですよってことでした。
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