ぽすとはホストクラブやキャバクラ的な、
ああいう所は行ったことがありません。
わかりやすく言えば、
対面サービス？的な？
カウンセリングとかそういうのね。
ようは非定型のサービス系の仕事。
ああいうの、大変苦痛です。
行ったことがなくても、苦痛だとわかります。
というのも、ぽすとはどうしても、
対面している人を人だと認識してしまうのです。
お金を払ってまで、気を使ってしまい、
非常に疲労と苦痛を感じてしまいます。
向こうからしたらただの金づるで、
人とすら思っていないでしょう。
しかし、私自身は、「金払ってるからいいでしょ？」
みたいな感覚になれないのです。
「相手もお仕事とはいえ、ぽすとなんかと、
相対するのって嫌だろうな…」
「お金を払っているとはいえ、
店員さんに嫌な思いをさせないようにしないと…」
常にそれがぐるぐるしていて、
存分に楽しめないのです。
なんなら、こちらが気を使って、
ひたすら話を振ったりするまであります。
相手を道具のように認識して、
雑に扱うというのができません。
気が弱いのか、
コミュ障が極まっているのか。
子供の頃はもっと横暴だった気がしますが、
対面ではビクビクしてしまいます。
買い物のとき、医者にかかるとき、
これらの短時間でも心に来ます。
あの受け答えは受付に嫌な思いをさせたかな、
この問い合わせメールは失礼かな…。
人に嫌な思いをさせていないか不安で不安で、
これがもうね…。
そのくせ当人は別に善人ではないので、
気を使えないし、自分が嫌な思いをしたくない。
相手がかわいそうだからとかそういうの以上に、
そんな自分が嫌だ、そうさせてしまう自分が嫌だ、
そんな感じの自己中な苦痛なんですね。
レストランとかでも、ごちそうさまでしたとか、
ありがとうございましたとか、
店員さんに言ったりしています。
ファミレスで片付けやすいように、
お皿を集めたりしています。
そしてでも、これらをひとつひとつ、
意識してやっています。
意識しないとできないわけです。
わざわざ自分で言うぐらいには、
それが正しい行いだと自分を褒めているまである。
…こんな人間が、社会で、世間で、
生活するのはいかにも大変そうでしょう？
ですから、だから、
リタイアしたかったのです。
ちなみに友人にも同じ事を思いますし、
それなりに気を使っています。
ここまで過敏なのは、ひとたび気を許せば、
際限なく甘えてしまうから、というのもあります。
謙虚で丁寧にあろうとしなければ、
すぐに王様みたいに不躾になって、
相手に失礼な事をしてしまうのです。
中庸が取れないというか、
極端なんですね。
これは良くあるコミュ障ですよ。
最初は丁寧でも、気を許せば、
ひたすら相手に失礼な距離感になるっていう。
それを自覚してしまったせいで、
かえって苦しくなっています。
しかし自覚しなければ自覚しなかったことで、
もっと失礼な事を繰り返していたことでしょう。
親にも、そうでした。
相手が親だからといって、甘えて。
親といえど他人で、人間ですから、
ちゃんと気を使って、尊重しないといけません。
子供だからといって、
なんでもわがままいうべきではないでしょう。
ましてやもう成人済みなんですから…。
それこそ、親孝行しなければならない。
などと、もー。
無理なんですね。
そういう意味では、ネットでの、
気を使わない関係というのは気楽でよいですね。
それは、ネットの人たちを、
ある意味軽んじているとも言えますが…。
しかし対面しないので、ギリギリ、
失礼な振る舞いをしても、心が痛みません。
ぽすとにクソみたいなこと言ってくる人たちも、
政治家や有名人に不躾に誹謗中傷する人たちも、
同様の感覚で言っているのでしょうね。
ともあれ、ネットの環境は気軽で、
ぽすとにとっては心休まるものです。
ありがたいことに、ブログやTwitterで、
交流してくれる人もいるしね。
…まあ、逆にですね、
ネットで親しくなりすぎると…。
それはそれで、相手を意識しちゃって、
失礼な事を言わないようにしなくちゃ…。
って思っちゃうんですよね。
ある意味、私の事を嫌いな人の方が、
私自身も遠慮なく嫌えますから、
一番心が楽に対応できるかもしれません。
そういう意味で、言わせたいようにさせたまま、
このブログでもアンチを放置したりしてたんですね。
なかなか生きづらいものですが、
これって私だけでしょうか。
しかしねえ、こういう事を意識せずに、
精力的に仕事なり人生なりを生きている人は、
結構いて、羨ましい限りですね。
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